増加の一途「近隣トラブル」

2019.05.13

 皆様はうまくご近所づきあいができている方でしょうか?
一昔前から、近所付き合いの希薄化と言われ、今でもそれは解消されていないばかりか、年々、希薄さが増しているように感じます。やはり、コミュニケーションが疎かになっていると起こりやすいのが、ご近所さんとのトラブルですね。

今も昔も「近隣トラブル」の原因として多いのものは、

1.「騒音」  
最も多い近隣トラブルといえば、「騒音」問題ではないでしょうか。夜間に大音量で音楽を聞く、夜間に友人と騒ぐといったケースから、子供が走り回る音や掃除機をかける音、ペットの鳴き声といったように、音にまつわるトラブルは非常に多く、また、迷惑を被っている側からすると、多大なストレスを感じることでもあります。
 また、トイレを流す音や、シャワーの音といった、ほんの些細な生活音でさえ、「うるさい」とクレームをつけてくる方も稀にいらっしゃるようで、なかなか問題の解決が行いにくいところでもあります。 

2.「マナー」  
決められた曜日にゴミを出さない、決められた時間にゴミを出さない、ゴミを分別しないといったゴミ関係や、自分が契約している駐車場に勝手に車を停められた、車に傷をつけられたといった問題も近隣トラブルに発展しやすい問題といえます。
ゴミ出しにしても駐車場の利用にしても、きちんとルールを守っていれば、問題にならないことが、ルール違反をすることによって、近隣トラブルに発展します。また、分別されていないからといって、他人のゴミを勝手に開けるような行為も、トラブルの元となる可能性が高い行為といえます。
細かくなりますが、マンションの共用部に傘を出したままにすることや、翌朝出すゴミを前日から置いておく行為なども気にする方も多いようです。 

3.「喫煙」  
愛煙家の方は暮らしにくい世の中になってきましたが、ベランダでタバコを嗜むことも「洗濯物にタバコのニオイが移る」ということで近隣トラブルとなるケースが増えてきています。電子タバコであれば、臭いが残らないという意味で、少しは問題解決につながるかもしれませんが、同じ時間帯にベランダに出ていることで「臭い」とクレームを言われることがあるかもしれません。


実際に、近隣トラブルがもつれて殺人事件にまで発展してしまったケースもあり、たかが「近隣トラブル」と思っていたら、大きな事件に巻き込まれたということもないとは言い切れません。お互いが気持ちよく生活できるよう、最低限のコミュニケーションは必要なのかもしれません。
もし、近隣トラブルに巻き込まれてしまった場合、その当事者となってしまった場合は、自分たちだけで、直接相手と喧嘩腰に話すのではなく、管理会社や場合によっては警察に通報した上で、解決を図るほうが安全といえるでしょう。


 近年、管理会社や警察に相談してもなかなか動いてもらえない、解決に向かわないケースも増えているようです。理由としては、明確な違反行為でなかったり、迷惑行為の証拠がないケースです。(グレーゾーンの迷惑行為に対してです)
第三者からすればたいしたことじゃないじゃないか?気のせい、気にしすぎでは?などと思うことでも、やられている当事者としては我慢の限度を超えることもあります。

われわれ「探偵社」にもそのようなケースの相談が年々増加しております。
証拠がなければ証拠をとる。我慢して疲弊するくらいなら解決する。
これまでの経験に基づき「近隣トラブル解決」に向けたアドバイスいたしますので、お気軽にご相談下さい。

総合探偵社KAY


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