携帯電話の「盗聴」
「ストーカー被害」、「近隣トラブル」、「いじめ」、「嫌がらせ」、「機密情報漏洩」などの諸問題に直面した際、
かなりの頻度で「盗聴・盗撮」をされているのではと疑いを持たれる方が多いようです。
限られた人しか知りえないプライベートな情報を外部に知られている!
噂をながされている!
これまでの人生で経験した方もいらっしゃるかと思います。
その際、
「携帯電話の盗聴はできるのか?」という質問を受けることが多いので、
今回、「携帯電話の盗聴」に関してお話しします。
まず、
昔の携帯電話はアナログ電波で通話しており、汎用受信機で傍受する事は可能でした。
しかし、1990年代に携帯電話がデジタル化されてからデジタル暗号を解読する事が出来なくなりました。
デジタル電波は受信できたとしても信号音のみ聞こえる結果となってしまいます。
デジタル信号を音声に変換できるのは通信会社のみとなるので物理的に不可能です。
また、現在の携帯電話は各メーカーが小型化・軽量化が主流となっていて内部に盗聴器を埋め込む事も不可能となっています。
個々の携帯電話その1台に対して専用の盗聴システムを開発することは不可能ではないようですが、個人で現実的な実行は難しいでしょう。
ですので、原則として携帯電話の盗聴をする事は不可能です。
捜査機関や国家にマークされている特殊な立場なら別ですが、民間レベルで携帯電話を盗聴される危険はありません。
それでも、携帯電話で話した内容が知られていると感じたら、、、
携帯電話で話している場所周辺で声が漏れているのではないか?(盗み聞きの疑い)
もしくは、携帯電話で話している部屋に盗聴器が仕掛けられている可能性はあります。
周囲に人はいない、盗聴器も見つからない場合は携帯電話本体を疑う事になります。
前述のとおり、携帯電話の盗聴は原則的には不可能ですが、
昨今、増えてきている方法として、
「スマホの場合、アプリによる盗聴の可能性です。」
では、
携帯電話を盗聴器として使われないようにするには?
・他人が自由に携帯電話を扱える状況にしない。
・IDとパスワードの管理を徹底する。
・パスワードは定期的に変更する。パスワードを使いまわさない。
・内部ストレージの確認と整理、把握(盗聴器アプリに使われるアプリが自分のスマホにインストールされていないか内部ストレ
ージを整理する)
・バッテリーの消費量をチェック(スマホで盗聴器アプリが動作しているとバッテリーの消費量が極端に増えます。)
・IDとパスワードの管理を徹底する。
・パスワードは定期的に変更する。パスワードを使いまわさない。
・内部ストレージの確認と整理、把握(盗聴器アプリに使われるアプリが自分のスマホにインストールされていないか内部ストレ
ージを整理する)
・バッテリーの消費量をチェック(スマホで盗聴器アプリが動作しているとバッテリーの消費量が極端に増えます。)
など、基本的な事ですが、日々の生活に追われ疎かにしていまいがちです。
ここで紹介した盗聴器アプリやその盗聴器アプリから情報を守る方法はごく一部です。
アプリについても日々新しい物が登場しているため、それらに対応する方法をチェックしておく必要があります。
総合探偵社KAY