BLOG

婚活サイト詐欺師

  先日、婚活サイトを使用して、長崎市の70代の男性:大津俊容疑者が30代のイケメン男性を装い、30代女性から320万円を騙し取るといった詐欺事件が発生しました。今回は、この事件を教材として、婚活サイトで起こり得るトラブルについて考えてみたいと思います。

1.詐欺の概要
 今回の事件では、70代の男性が、30代の大手自動車会社の社員を装い、婚活サイトに登録し、そこで知り合った女性のクレジットカード情報を入手して不正に使用しています。次に、その件について問い詰められた際に、身の潔白を証明するために探偵を雇うという名目で現金を振り込ませることで、320万円をだまし取った詐欺事件でした。


2.今回の事件の問題点
 多くの婚活サイトでは、自己紹介文は基本的に「自己申告」です。そのため、70代であろうが100歳であろうが、その気になれば20代、30代を名乗ることが可能です。また、写真も自由に登録することができますので、30代のイケメン男性のプロフィールを用意するだけで、簡単にその男性になりすますことができます。
 つまり、婚活サイトに登録してある情報は、真実かどうか分からないのです。そのような素性が定かではない相手にクレジットカードの情報を伝えてしまうということが最初の問題点です。そもそも、クレジットカード情報は、いくら仲の良い友人やパートナーであっても教えるべきものではありません。
 次に、不正使用に気づいてトラブルに発展しているにもかかわらず、更に現金を振り込んでいるという点も問題ですね。身の潔白を証明するために探偵を雇うのであれば、自身のお金で雇うべきでしょうし、そもそも、クレジットカードの不正使用の時点で刑事事件とするべき状況でした。

大津容疑者は、
言葉巧みに被害女性を信じ込ませており、おそらくこの件だけではなく、サイトを利用した慣れた手口であったのでしょう。


3.この事件を踏まえて
 この事件の一番の問題は、婚活サイトで知り合った相手を無条件で信頼しすぎているという点です。繰り返しになりますが、婚活サイトは、結婚相談所と違い、殆どの場合、プロフィールは自己申告となりますので、簡単に他人になりすますことができます。そのため、知り合った相手が本当に信頼できるのかどうかは、婚活サイト内で話しているだけでは、判断できるものではありません。
にもかかわらず、婚活サイトで知り合った相手が、金銭的要求を行ってきた場合は、大半が詐欺であるという点を抑えておく必要があります。
 
 そもそも、相当仲の良い友人であっても、簡単に金銭的要求を行うことは無いにもかかわらず、サイトで知り合っただけの人に金銭的要求をするなんて、詐欺でなければよっぽどマナーの悪い相手なので、間違いなく関係を断つべきでしょう。

しかし、詐欺師も手を替え品を替え、男女間の恋愛感情を利用してなんとか金銭を搾取しようと試みてきます。
信じたい気持ちはわかりますが、その前に一度、ご相談頂ければ、信頼に足るお相手なのか明白にいたします。


総合探偵社KAY

category:

ネットストーカー、サイバーストーカーご注意!

最近、実際のストーカー被害と同様に、「サイバーストーカー」、「ネットストーカー」の被害が拡大しています。

中には、男女間のストーカーだけではなく、ブログでバカにされたことに腹を立て、そのブログ運営者を刺殺するという殺人事件にまで発展したケースも存在します。
そこで、今回はサイバーストーカーやネットストーカーについて、そのストーカーの手口や対策についてご紹介します。

1.サイバーストーカー、ネットストーカーの手口
サイバーストーカーやネットストーカーには2つの種類が存在します。

1つは、ネットとは関係のない場所で知り合った相手(本人が知り合ったと認識しておらず、相手のみが「知っている」というケースを含む)が、より詳しい情報を入手するためにネットを活用するというケースです。
2つ目は、ネット上に公開している写真等からストーカーに発展するケースがあります。

1つ目の手口の場合、ネットではない「リアル」(現実社会)で対面しているわけですので、相手はこちらの個人情報(名前など)をある程度入手しています。そこから、例えばFacebookなど、実名で登録しているSNSを検索するなどして、アカウントを特定し、その書き込みから情報を入手します。

2つ目の手口の場合、相手はこちらの個人情報はネットで公開している部分しかわかりません。しかし、使用しているユーザ名(アカウント名)などから、ほかのSNSを検索し、同一と思える情報がないかチェックすることで、収集する情報をどんどん増やし、安易に掲載した情報から、住所や名前などの個人情報を特定、入手してしまいます。

そのようにして入手した情報を駆使し、愉快犯的な「嫌がらせ」、さらにネット上でのストーカーからリアに移行しストーカー行為を続ける状況も見られます。

2.サイバーストーカーやネットストーカーに遭わないために…
サイバーストーカーやネットストーカー被害に遭わない最も簡単な方法は、ネット上に自分の情報を一切載せないということです。
しかし、これだけSNSが浸透しているなか、自分だけが情報を全く載せないということは、さすがに無理があります。
そこで、SNSを活用しつつ、サイバーストーカーやネットストーカーに遭わないためにはどうすればいいかを考えなければなりません。
 
 1つは、安易に自分の情報を載せてはならないという点です。投稿する前に、本当に書かなければいけない情報かどうかを、改めて読み返すという行動を習慣化するのはいかがでしょうか。
 そして、もう1つは、安易に写真を掲載しないという点です。写真には「Exif」という情報が記載されています。ここを読めば、写真を撮った場所やカメラの種類(スマホの種類)、撮影日時などが簡単にわかります。自宅で撮った写真を安易にアップすると、この情報から容易に自宅を特定される危険性もあります。

ほかにも、サイバーストーカーやネットストーカーの対策はいろいろと考えられます。限られた人しか知りえない情報を第三者が知っていたり、見知らぬ第三者から自身の個人情報を含む情報を公開、誹謗中傷されたり、被害は人それぞれ多様化していおります。サイバーストーカーやネットストーカーにお困りの方は、ぜひ、一度専門の方に相談することをお勧めします。


総合探偵社KAY

category: