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探偵の「いじめ調査」

 平成25年に「いじめ防止対策推進法」ができましたが、
その後も「いじめ」が原因で自らの命を絶つケースは無くなっておりません。



いじめの加害生徒側は、

一方的な暴力の繰り返し、恐喝、集団による無視、荷物を隠す、などの明白に「いじめ」と認識して行っているものもありますが、

ゲーム感覚やあそび感覚で、「いじめ」を行っているという自覚がないものも多く、それが「いじめ」なんだということを教え、指導・抑制するのが大人の役割だと考えます。

しかし、周囲の大人(学校関係者)が「いじめ」に気付かなかったり、見て見ぬふりをしたり、「いじめ」の事実を隠蔽したり、中には「いじめ」に加担していたケースもあります。



被害者生徒は、
いじめられていることを周囲の大人に相談できる子は少数で、多くの場合、助けを求めることができない精神状態に追い込まれていたり、「親に心配をかけたくない」などの理由から、自分で抱え込み悩んでいるケースが多いものです。

子供の様子がおかしいなと感じ、問いただしても「大丈夫」「なにもない」と言われて安心するようなことが無いようにしていただきたい。
最終的にわが子を守れるのは親しかいないのです。



    うちの子、いじめられているのではないかしら?と感じたら、

学校側にうちの子がいじめられているのではないかと抗議したところで、迅速に対応してくれる組織でないことはご存知の通りです。
もちろん、子供が「いじめ」にあっていると勘違いだったケースもあります。

しかし、そこに客観的事実を把握した上での「証拠」があれば話は違ってきます。


親自らが情報収集する場合、周囲の子供達に疑いを向け素人調査を行ってしまえば、万が一いじめでなかった場合、その後の生活に影響を与えてしまうでしょう。
自分の様子を親が遠くから見ているのは、子供にとっても良い気分ではありません。



     そこで、「総合探偵社KAY」でお手伝いできることは、


時間の無いなかで、親御さんが証拠集めを行う時間などは限られてきますので、その代わりに当社で「いじめ」の事実関係を明白にしていきます。
登下校中の様子、誰とどのように遊んでいるのか、親御様が知らないお子様の時間を把握することにより、子供から聞いている話との整合性を確認しながら、「いじめ」の有無を判断していきます。



いじめ問題を終息させるための「証拠固め」は探偵の出番となります。
探偵が独自の調査でいじめの実態や、被害の証拠、証人について独自の調査方法で収集いたします。
これらの証拠をそろえることで、お子様を悪質ないじめから守ってあげてください。

総合探偵社KAYは、「いじめ」は被害者の心を殺す犯罪だと考えます。
状況が悪化しない内にお力になれればと思いますので「もしかしたら?」と感じましたら、ご相談のみでもかまいませんのでご連絡下さい。


総合探偵社KAY

民間の身辺警護人(ボディガード)と探偵のボディガード

 今年の1月から、木村拓哉さんが主演のドラマ「BG 身辺警護人」が放送され、ボディガードに興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。ドラマでは、厚生労働大臣から身辺警護の依頼を受けているように、ボディガードはどこか遠い世界の存在だと思われている方も多いようです。
 しかし、最近では「ストーカー事件」や「DV(ドメスティックバイオレンス)」の被害者など、自分だけでは自身の身を守ることができない事件も増えてきています。

そこで今回は、身辺警護人/ボディガードについてお話させていただきます。


1.ボディガードとは
 
 ボディガードは、ドラマのように身辺警護を行う人のことを言います。まず、どういった方がボディガードになれるのでしょうか。
実は、ボディガードは「警備業法」という法律に従って、都道府県の公安委員会から警備業の認定を受けた業者である「警備業者」しか行うことができません。
 もし、ボディガードを依頼しようと思った場合には、依頼する業者が警備業の認定を受けていることを確認してください。
一部の悪徳業者では、警備業の認定を受けていない(ボディガード業務を行えない)にも関わらず、ボディガード業務を引き受けています。警備業の認定を受けていない業者は、スキルが補償されませんので、未熟なスキルで依頼された方を守り切れないという問題が生じてしまう可能性があります。



2.民間の身辺警護人/ボディガードと探偵のボディガードの違い

 民間のボディガードというのは、警備業の認定を受けている一般的なボディガードのことを言います。民間のボディガードは、身辺の警護が主な業務となっていますので、実際に降りかかる火の粉から身を守るのに適した存在です。
 
 一方、探偵が行うボディガードというのは、探偵事務所でかつ、警備業の認定も受けているボディガードになります。探偵がボディガードを行うことで、身辺警護の他に、身辺調査、証拠撮影も同時に行うことができます。また、探偵のネットワークを駆使して、様々な調査を行い、依頼人を襲う脅威の原因を取り除くことが可能となります。
 ご自身の身を直接的脅威から守る能力については、専門の警備業者のほうが優れていますが、根本原因から解決し、脅威が再発しないようにするには、探偵兼ボディガードに依頼するといった使い分けがも良いかもしれません。

特に、昨今増加している「ストーカー事件」や「いやがらせ」、「いじめ問題」、犯人がわかっていないケースや複数いそうなケース、探偵兼ボディガードであれば、身を守り、犯人を割り出し、証拠も押さえといったことも可能となっております。


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探偵の仕事として想像するものといえば…?

 日常で「探偵」という言葉を聞くことは、あまりないのではないでしょうか。
よく聞くとしても、「名探偵コナン」に代表されるフィクションの中での「探偵」という言葉で、実際に探偵がどんな仕事を行っているのか、詳しくご存じの方は少ないかと思います。
なので、今回は「探偵」とは、どんな仕事を行っているのかご紹介させていただきます。


1.殺人事件の調査、それって探偵の仕事?

 
皆様が「探偵の仕事」と聞いてイメージするのは、どのような内容でしょうか。「ホームズ」や「江戸川コナン」のように、警察が手を焼く難事件を、警察と協力して解決する姿をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
このように、フィクションでは、「探偵」を名乗る主人公が、警察でも手に負えない難事件をいとも簡単に解決してしまうシーンがよくありますので、それを見て、「探偵」は殺人事件を解決するために警察が依頼していると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはフィクションの中だけの話です。
 殺人事件を含め、刑事事件の捜査は警察が行うもので、探偵が行うことはありません。また、警察から探偵に、刑事事件の捜査に関する依頼が来ることもありません。



2.探偵にできる仕事は?
 
世の中で起こるトラブルを2つに分けた場合、1つは殺人事件や窃盗といった刑法にかかる刑事事件があります。これは、警察の担当となりますので、探偵が捜査を行うことはありません。
では、もう1つの人間関係のトラブルといった民事事件についてはどうでしょうか。基本的に、警察は民事不介入ですから、民事事件を警察が捜査することはありません(悪質なストーカー行為等を除く)。

 
そのため、探偵が行う仕事は民事に関係する「調査」ということになります。
例えば、夫婦間という人間関係の問題を解決するための「浮気の調査」や、結婚相手という人間関係の素行を調べる「素行調査」、お金を貸したが逃げられてしまった等、連絡を取りたい人を探す「所在調査」、最近では、子供が「いじめ」にあっていないかなどの調査や、「ストーカー関連」の調査も増えてきております。



基本的には、警察や弁護士その他に依頼しても対応してもらうことができないような「悩み・トラブル」を解決へ導くことが「探偵」の仕事となっております。



この先、今まで以上に身近な頼もしい存在となるべく、クリーンなイメージの定着と探偵技術の向上を図っていきたいと思います。

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世界の探偵のルーツ

 探偵という職業は、日本独自の職業ではなく、世界各国に存在する職業となっています。かの有名な名探偵ホームズも、日本のキャラクターではなく、イギリスのキャラクターであることを考えると、分かりやすいかと思います。
しかし、世界各国で探偵という職業が同じ条件、同じ環境で仕事をしているかといわれると、そうではありません。
 まず、ここでは世界各国の探偵のルーツについてご紹介してみましょう。


1.イギリスのルーツ
 
イギリスでは、1749年に「バウ街の警吏」と呼ばれるイギリス私服刑事が活躍していました。このイギリス私服刑事が、1800年代に私立探偵となったのが探偵の始まりといわれています。この、イギリス私服刑事は、私的な事件の解決を行っていました。つまり、シャーロックホームズの時代(1800年代後半)から現在に至るまでの、フィクションの中にある、殺人事件に介入する探偵というイメージは、ここから発祥しているとも言えます。
 さらに、1830年ごろになると、イギリス国内に興信所ができることとなり、1889年ごろに現在と同様の「探偵」という職業が生まれることとなりました。




2.アメリカのルーツ
 
アメリカでは、イギリスよりも少し遅れて1841年ごろに興信所ができます。かのリンカーン大統領もダン&ブラッドストリート社という興信所で働いていたことは有名です。その後、リンカーン大統領の暗殺計画を未然に防止したピンカートン氏が1850年ごろにシカゴ私立探偵社し、現在と同様の「探偵」という職業が生まれたといわれています。



3.日本のルーツ
 
日本の探偵のルーツを探ると、「忍び」にまで遡ることとなります。戦国時代やその後の徳川幕府において、各国もしくは各藩の情報を集めるのに「忍び」は欠かせない存在でした。つまり、現代にいたる「素行調査」の規模を大きくしたものが「忍び」であると言えます。徳川幕府では、現在の探偵業法に相当する「出入探題法」も制定されていたようです。
 実際に日本で「探偵」という言葉が使用され始めたのは明治維新の後で、こちらも最初は明治政府のための情報収集や問題処理が主な仕事となっていました。つまり、日本で「探偵」といえば、最初は公的な存在であったのです。それと区別するために、民間の探偵を「私立探偵」と呼び始めたのが、現在の探偵のルーツといわれています。





現在も未来も、人が存在する限りトラブルは無くなることは無いでしょう。
解決の手段が無くなったとき、諦めかけた時、
解決のための最後の砦としての「探偵」
という概念はこれからも形は変わっても存在し続けていくはずです。



我々「総合探偵社KAY」は、
ご相談者様にとって頼れる存在でいつづけることが使命だと感じ、これからも日々精進していきますので、どうか応援よろしくお願い致します。



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「探偵」と「興信所」の違い



よく、探偵は興信所ですか?と問われることがあります。


昔勤務した探偵社では、
「探偵」は、相手にわからないように調べる。
(言うは易し、行うは難しで、簡単にはいきません。相手にわからないように調べることに人は価値を見出し対価を支払っているわけです)

「興信所」は、名刺を持ち、自らを名乗り、面談や聞き取り調査等により調査を行う。
(相手に「調べてますよ」と伝えているのと同じで、調べられている立場からすれば、不利になることなど言うはずはない。都合の良いことに終始するでしょう)

という解釈でした。

辞書を引いてみると、
「探偵」
他人の動静や秘密をひそかに調べること。
また、犯罪者の探索にあたることや、それを業とする人。

「興信所」
個人や法人の信用・財産などを内密に調べ、依頼者に報告する民間の機関。


実際、長年業務に携わることで感じた個人的結論としては、
以前は、業務内容に違いはありましたが、
個人情報保護法、探偵業法が施行された現代に於いては、単純に「呼び名の違い」であるだけで実際行っていることは同じです。

その業務内容に関しては、今後記していきたいと思います。

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