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「鬼女。」とは?

  ネット上で「特定班」などと騒がれることのある「鬼女(きじょ)」は、いったいどういう存在なのでしょうか?
今回は、そんな「鬼女」の存在についてご紹介します。 

 1.元は2ちゃんねるのスレッドから
この「鬼女」という言葉は、元をたどると2ちゃんねるの「既婚女性板」というスレッドに書き込みをする既婚女性のことを指すネットスラングでした。既婚女性を略した「きじょ」という言葉に、当て字をしたものが「鬼女」というわけです。
このスレッドは、当初、芸能ゴシップや主婦の節約術などの情報もありましたが、匿名掲示板という場所柄、特定の個人をバッシングする、所謂アンチと呼ばれる方の書き込みなど、過激な内容もありました。 

 2.鬼女が恐れられる理由 
「既婚女性板」のスレッドだけであれば、それほど鬼女が話題になることはなかったかもしれませんが、現在、鬼女が恐れられる理由は、その「特定能力」の高さです。 
ネット上の発言がもとに、SNSなどが炎上することは今でも多々あります。
芸能人の発言が炎上することが有名ですが、この炎上自体は、一般の方の書き込みであっても発生することがあります。有名なところでは、すこし前に社会問題となった「バイトテロ」などがそれにあたります。
こういった炎上の際に、その発言を行った人の本名や住所、勤務先、学校などを調査し、特定するのが、この鬼女に多いというところが恐れられている要因となっています。この特定ですが、発言をした本人だけにとどまらず、周りの人や、時には勘違いによって無関係な人までもがネット上に晒され、実害をこうむることも多々ありますので、その点も恐れられている要因となっているのです。

 では、なぜ鬼女だけがこれほどの調査能力を有しているのでしょうか。
まず1つ目が、既婚女性(特に専業主婦の方)の自由に使える時間があること。
2つ目が、同じ自由な時間を有するニートと違い、行動力があること。
3つ目が、ある程度の資金力があること。が考えられます。 

つまり、ネット上で「特定」するために必要なすべての要素が備わっているといえます。これが、一人であればそれほど特定能力は高くないのでしょうが、ネット上で複数の鬼女が集まり調査するため、その特定能力は脅威となっています。
 SNSを使って様々な情報がやり取りされる中、自分の情報を全く公開せずに発言するのは非常に困難といえます。

しかし、そのわずかな情報から、自分自身を特定することができる人の存在は無視することができません。自分の発言には十分に気を付けるとともに、公開する情報にも注意を払う必要があります。  



総合探偵社KAY
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浮気・不倫/慰謝料の相場

精神的に傷つけられた苦痛を癒すために受け取ることができる「慰謝料」は、様々なシチュエーションで発生することがありますが、中でも最もよく聞くシチュエーションが、浮気や不倫による慰謝料ではないでしょうか。
 
そこで今回は、浮気や不倫の慰謝料の相場について、ご紹介します。

 1.慰謝料がもらえるケースともらえないケース
 
パートナーの浮気や不倫が発覚したとしても、すべてのケースで慰謝料を受け取ることができるわけではありません。慰謝料を受け取るためには、①浮気や不倫をした相手が故意であった、もしくは過失があった場合で、②その浮気や不倫によって、権利が侵害された場合、初めて慰謝料を請求することができます。
 つまり、パートナーガ既婚であることを隠していた、もしくは気付ける状態になかった場合、浮気相手、不倫相手に慰謝料を請求することができないということですね(この場合、パートナーに対しての慰謝料請求は可能)。また、強姦などによって拒否できない状況であった場合、パートナーに対しての慰謝料請求はできません(強姦相手への慰謝料請求は可能)。 

 2.慰謝料の相場
 
慰謝料は、精神的な苦痛に対して、それを癒すための料金ですので、精神的苦痛の度合いによって金額が変わってきます。
 一般的な浮気・不倫であった場合、その慰謝料は数十万円から最大でも100万円程度とされていますが、その浮気・不倫が原因で別居するとなった場合や離婚することとなった場合、精神的な苦痛が大きいとして、100万円~300万円程度の慰謝料となります。
  

3.慰謝料が増減するポイント
 
慰謝料が増減するポイントは「精神的苦痛の大きさ」にありますので、精神的苦痛が大きいと判断されるような行為があれば、慰謝料が高くなります。例えば浮気・不倫が発覚した際に、しっかりと反省し、謝罪した相手と、謝罪せず、相手の非を唱え続けた人とでは、後者の方が、高額の慰謝料が認められたという事例もあります。ほかにも、結婚年数や夫婦仲の良し悪しといった家庭環境や、浮気・不倫の期間の長さ、不貞行為の頻度によっても慰謝料が変化します。
 
つまり、慰謝料請求を行った人が、浮気・不倫を行った相手によって、どれだけの影響を受けたかによって、慰謝料の金額に大きな差が生じるといえます。

 
浮気・不倫を行っている間は、「禁断の愛」などというシチュエーションに酔っていることが多いかと思いますが、それが発覚した時に、どれだけの慰謝料を支払わなければならないか、また、慰謝料以外にもどれだけ影響が出るのかをしっかりと判断し、行動したほうがいいかと思います。  
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