盗聴、盗撮発見について

2017.09.17

 
 盗聴器や盗撮器は、昔から使用されている機器ではありますが、現在でもなくなることはなく、年間に約20万個もの数が販売されていると言われています。単純に考えると、年間20万個以上の盗聴器、盗撮器がどこかに仕掛けられているとですので、盗聴器や盗撮器は、決してテレビや映画の中だけの問題ではありません。
 
しかも日本においては、盗聴や盗撮に関して直接的に取り締まる法律はありません。
間接的な法律として、電気通信事業法や有線電気通信法、電波法によって処罰しているのが現状です。そのため、盗聴器や盗撮器の売買を取り締まることはできないのです。
 
 現在では、盗聴盗撮に使われる機器もよりコンパクト、より精巧になっており、一見それが盗撮カメラなのかわからないものも多く販売されております。ストーカーが自宅や職場、その他の場所に仕掛けていく例も多く、そのまま放置しておくと、重大な被害にあってしまうおそれがあります。そうならないためにも、盗聴器・盗撮器に対して、何らかの対策を講じる必要があります。
 
 例えば、「誰も知らないはずのプライベートな情報がSNS等に漏れている」「自分で撮った覚えのない写真がSNSにアップされている」といった、明らかに盗聴や盗撮が疑われる行為があった場合だけでなく、「テレビや携帯の通話中にノイズが入る場合がある」といった場合も盗聴器や盗撮器の存在が疑われます。その他、家族や限られた人にしか知りえない事柄を第三者が知っているなどのケースもみられます。

 また、最近ではコンピュータウィルス(マルウェア)を使用した盗聴・盗撮も行われるようになってきました。例えば、現在ご利用中のスマートフォンにコンピュータウィルスを仕込むことで、スマートフォンのマイクとカメラを遠隔で操作することが可能となります。スマートフォンは、常時携帯することが多いため、常にターゲットのそばで盗聴することができますし、必要に応じてカメラを使用して盗撮することも可能です。
 スマートフォンによる盗聴・盗撮が行われている場合は、バッテリーの減りが早まりますので、その兆候を見逃さないようにしなければなりません。また、定期的なウィルスチェックも効果的です。

 盗聴、盗撮技術も日々進化しており、我々探偵側も、盗聴・盗撮を見破るため、またそれを予防するために日々研鑽を続けております。

おかしいなと思いましたら一度ご連絡いただければ無料で相談受け付けますので、お気軽にお電話下さい。

総合探偵社KAY

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