民間の身辺警護人(ボディガード)と探偵のボディガード

2018.02.22

 今年の1月から、木村拓哉さんが主演のドラマ「BG 身辺警護人」が放送され、ボディガードに興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。ドラマでは、厚生労働大臣から身辺警護の依頼を受けているように、ボディガードはどこか遠い世界の存在だと思われている方も多いようです。
 しかし、最近では「ストーカー事件」や「DV(ドメスティックバイオレンス)」の被害者など、自分だけでは自身の身を守ることができない事件も増えてきています。

そこで今回は、身辺警護人/ボディガードについてお話させていただきます。


1.ボディガードとは
 
 ボディガードは、ドラマのように身辺警護を行う人のことを言います。まず、どういった方がボディガードになれるのでしょうか。
実は、ボディガードは「警備業法」という法律に従って、都道府県の公安委員会から警備業の認定を受けた業者である「警備業者」しか行うことができません。
 もし、ボディガードを依頼しようと思った場合には、依頼する業者が警備業の認定を受けていることを確認してください。
一部の悪徳業者では、警備業の認定を受けていない(ボディガード業務を行えない)にも関わらず、ボディガード業務を引き受けています。警備業の認定を受けていない業者は、スキルが補償されませんので、未熟なスキルで依頼された方を守り切れないという問題が生じてしまう可能性があります。



2.民間の身辺警護人/ボディガードと探偵のボディガードの違い

 民間のボディガードというのは、警備業の認定を受けている一般的なボディガードのことを言います。民間のボディガードは、身辺の警護が主な業務となっていますので、実際に降りかかる火の粉から身を守るのに適した存在です。
 
 一方、探偵が行うボディガードというのは、探偵事務所でかつ、警備業の認定も受けているボディガードになります。探偵がボディガードを行うことで、身辺警護の他に、身辺調査、証拠撮影も同時に行うことができます。また、探偵のネットワークを駆使して、様々な調査を行い、依頼人を襲う脅威の原因を取り除くことが可能となります。
 ご自身の身を直接的脅威から守る能力については、専門の警備業者のほうが優れていますが、根本原因から解決し、脅威が再発しないようにするには、探偵兼ボディガードに依頼するといった使い分けがも良いかもしれません。

特に、昨今増加している「ストーカー事件」や「いやがらせ」、「いじめ問題」、犯人がわかっていないケースや複数いそうなケース、探偵兼ボディガードであれば、身を守り、犯人を割り出し、証拠も押さえといったことも可能となっております。


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