海外の浮気事情②

2018.08.18

  前回は、アメリカとイタリア、韓国の浮気や不倫の代償についてご紹介しました。アメリカもイタリアも、日本と比べると、それほど大きな差は無いような感じがしますね。そこで、今回は、少し怖い国についてご紹介します。

1.イラン・イラクの不倫の代償
 イランやイラクでは主にイスラム教が信仰されています。イスラム教は婚前の性行為を禁止しているなど、性に対して非常に厳しい価値観を持つ宗教となっています。そのイスラム教を信仰している国家であるイランやイラクでは、その教えに則って、「不倫」という行為そのものがご法度となっています。つまり、不倫は法律で厳しく禁じられているのです。
 どれほど厳しく禁じられているかというと、不倫行為を行ったことによって、終身刑や死刑もあり得るというほどなのです。
さらに、これらの国では、自ら望んだ不倫でなく、レイプであったとしても姦通罪として罰せられ、死刑にされた女性も存在する(ただし、男性側は処罰されなかったり、減刑されたりと、男女差別も存在する)ほど、性に対して厳しい国となっています。
 

2.フィリピンの不倫の代償
 フィリピンと言えば、日本にも出稼ぎに来ている方が多く、なじみのある国ではないでしょうか。実際に、フィリピンの女性と結婚されている方や、フィリピンパブなどに通われている方もいらっしゃるかもしれませんが、フィリピン国内で不倫を行った場合「姦通罪」に問われることになります。
 フィリピンの姦通罪は、男性は最高で禁固4年、女性は最高で禁固6年というような罰則もありますので、安易に不倫することはできません。が、ばれなければ大丈夫ということで、隠れて不倫している方はいらっしゃるようです。


3.日本の不倫の代償
 最後はわが国、日本です。日本では、不倫によって姦通罪に問われることもなければ、終身刑や死刑、禁固といった罰則を受けることもありません。離婚と慰謝料を支払えば、それで解決…できない方もいらっしゃいますね。
 昨年や一昨年のワイドショーは不倫の話題に事欠きませんでした。芸能人などの有名な方の不倫は、世論を動かし、地位と名誉、仕事を奪うのに十分な効果があります。これって、芸能人だけの問題だと思われていませんか。実は、不倫によって職をなくした方は非常に多くいらっしゃいます。日本では不倫は「悪」ですので、職場でうわさが広がってしまうと、その職場に残ることができなくなってしまうことがほとんどです。つまり、直接的な罰則はなくても、社会的な罰則が非常に強いのが、日本の特徴と言えますね。


このように、「不倫・浮気」による代償は各国様々ありますが、深みにハマると身を滅ぼし、自分の周りの方(配偶者、お子様など)を傷つけ、多大なる負の影響を及ぼすものです。

といっても、未来永劫なくなることはないであろう「不倫・浮気」。

せめて周りの方にバレないよう、周りの方に影響を及ぼさない範囲で行われてはどうでしょうか?


総合探偵社KAY


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