海外の浮気事情①

2018.08.13

 浮気・不倫を行い、それがパートナーにばれた場合、どうなるでしょうか。浮気や不倫は、大切なパートナーを裏切る行為ですので、許されることではありません。そのため、その制裁として、離婚や慰謝料といった制裁が科せられることがあります。
しかし、これは日本でのケースです。他の国々で浮気や不倫が行われた場合、どうなるでしょうか。

1.アメリカでの不倫の代償
アメリカのドラマなどを見ていると、たびたび「不倫」をしていると思われるシーンがありますね。また、アメリカは性にオープンなイメージもあるのではないでしょうか。そのため、アメリカでは不倫をしても特に大きな問題にはならないと考えている方も多いかもしれません。
 しかし、宗教的な観点で見ると、アメリカで多くの方が信仰しているキリスト教では、不倫は罪だとされています。そのため、アメリカでも不倫は問題としてとらえられています。
また、忘れてはならないのが、アメリカは「訴訟大国」だという点です。ハンバーガーチェーン店のコーヒーが熱すぎて火傷した、電子レンジで猫を乾かそうとした、などという理由で訴訟を起こされたというような都市伝説もあるアメリカです。不倫ももちろん訴訟になります。不倫を行うと裁判に…。日本で不倫よりもハードルは高そうですね。
アメリカのドラマで不倫のシーンというのは、日本の昼ドラと同じような感覚なのかもしれませんね。 

2.イタリアの不倫の代償
情熱の国、イタリアではどのような代償があるのでしょうか。実はイタリアには「不倫」という言葉はないそうです。不倫も「裏切り」という言葉に括られているということで、「裏切り」が原因で離婚するというケースもあるようです。
 しかし、イタリアといえば、情熱的な男性をイメージする方も多いかと思いますが、結婚していても「好きになったら仕方ない」という気持ちで不倫(というか、恋愛?)に走る方がいるそうです。しかし、「裏切り」だということはしっかり認識していますので、奥様には必死に隠し通そうとするようです。それでも、友人には自慢してしまうとか…。日本と違って、友人も奥様に告げたりせずに、窘めるそうです。
 イタリアは、もともと離婚が難しい国だったのですが、法改正があって比較的簡単に離婚できるようになってからは、6割程度のご夫婦が離婚されたという逸話もあります。 

3.韓国の不倫の代償 
お隣・韓国では、2015年に廃止されるまで、不倫すると「姦通罪」という刑事罰に問われ、懲役刑がありました。しかし、刑事罰としての姦通罪は廃止されましたが、不倫は社会的に大きく非難される行いであることに変わりませんので、そのあたりは日本と同様のようです。また。姦通罪の廃止とは関係なく、女性の社会進出とともに女性の浮気率も上がってきているようで、そのあたりも日本の現在社会と似ているようです。 

次回は、不倫の代償が重い国々を紹介したいと思います。

総合探偵社KAY
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