デジタルストーカー

2026.10.07

「デジタルストーカー」という存在をご存知でしょうか?
「デジタルストーカー」もしくは「ネットストーカー」とは、SNSやメッセージアプリ、GPS機器など、デジタルツールを悪用して特定の人物を監視したり、つきまとったりする人のことをいいます。
特に、姿が見えないオンライン上で行われるため気づきにくく、エスカレートすると現実世界での待ち伏せや住居侵入といった重大犯罪に発展する危険性があります。 

 1.デジタルストーカーについて
 SNSを行っていると、「いつも誰かに見られている気がする」「投稿したばかりの行動がなぜか知人に筒抜けになっている」という状況に見に覚えはないでしょうか。
スマートフォンやSNSが生活の一部となった現代において、ターゲットの行動を見張るのはリアルでのストーキング行為以上に、SNS等を監視するのが手軽で効果的と言われています。また、リアルでのストーカーは、少なからず自身と面識があったり何かしらのつながりがあることが多い一方で、デジタルストーカーのSNS上の見ず知らずの第三者であることも珍しくありません。 

2.デジタルストーカーの行為と対策 
デジタルストーカーの手口は年々巧妙化・ハイテク化しています。代表的なパターンは以下の4つです。特に、①と②については、ターゲットのアカウントやスマホにアクセスする必要なく誰でも実施できますので、気づかずデジタルストーカーになっていたというケースもあり得ます。
 ① SNSの監視と特定 
投稿された日常の写真や文章から、個人のプライバシーを特定する手法です。
背景の映り込みや瞳やガラスへの反射、投稿の時系列の称号などから、行動や生活圏を特定します。
これに対しては、不要な情報をSNSに投稿しない、SNSを非公開にするなどが考えられます。 

② 執拗なメッセージ送信とネットリンチ 
SNSのDM機能などを使い、執拗にメッセージを送信してくることもデジタルストーカーの行為として挙げられます。特に、いわゆる「捨て垢」というストーキング専用のアカウントを次々と作成し、ブロックされても新しいアカウントで大量のDMやコメント、通話を送りつけるといった行為や、掲示板やSNS上に被害者の実名、職場、顔写真、誹謗中傷を掲載する、晒し行為などで、社会的孤立を狙うこともあります。
これに対しては、SNSを非公開にするくらいしか、対策方法がありません。晒し行為については名誉毀損による訴えのため、プロバイダへの開示請求などが可能です。 

③ アカウントへの不正アクセス 
さらに悪質になると、SNSのアカウントに対して不正アクセスを仕掛け、万一アカウントへアクセスできた場合には、非公開のDMや社員、通話履歴の盗み見などを実施します。
アカウントには必ずMFAの設定を実施することで乗っ取られにくくなります。 

④ スパイアプリや位置情報ツールの悪用 
スパイアプリというスマホのGPSや通話、メッセージを盗み見するアプリを悪用するケースもあります。
これに対して、不要なアプリを入れない、スマホを貸さない、不審なファイルを開かないという対策が考えられます。 





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