多様化する「婚活」

2018.02.27

  世間では晩婚化と騒がれていますが、昨今の生涯未婚率は「20%」と30年前の約10倍になっております。昔から、お見合い、結婚相談所など独身男女が結婚するための方法はありましたが、現代は、ネット・SNSや多種多様な婚活ビジネスの発展により、独身男女を引き合わせる方法は増加しております。
それに伴い、探偵社への婚活期間中の独身男女からのトラブル相談も増えてきました。

ひとえに婚活といっても様々な方法があり、今回はどのような婚活ツールがあるのかをまとめてみました。

まず、
「婚活」(こんかつ)とは、
結婚をするために活動を行うこと「結婚活動」を略してといいます。中央大学教授・山田昌弘と少子化ジャーナリスト・白河桃子の共著『「婚活」時代』から流行語になりました。

家族形態、結婚に対する価値観は多様化してきておりますが、生涯を誓うパートナーと出会い、幸せな家庭を築くことは多くの人が求める理想です。

また、「熟年離婚」が増えている一方で「熟年再婚」もやはり注目されてきております。パートナーと死別した方が、余生を共に過ごせるパートナーを探すことも多くなってます。
そんな中、結婚の手段として利用されている婚活ツールは複数あります。


※結婚相談所
初期費用は高いですが、結婚できる確率が高いのはこの結婚相談所です。
結婚をサポートするプロが介入して進めていける婚活のスタイルであり、
あなたの性格や希望している事を詳しく把握した上で、ふさわしいと思われる会員さんを紹介してくれます。結婚願望が強い会員さんが非常に多いのも特徴です。


※婚活サイト
婚活サイトの特徴は、はじめるのが、気軽なこと。どこでも、いつでも、スマホさえあればはじめられます。
まず、ネット上で、登録会員のプロフィールを確認できます。いい人がいたら、「いいね」ボタンなどでアプローチ。相手も「いいね」を返してくれたら、メッセージのやり取りへ。うまくいけば連絡先交換、デートに進む。といった流れです。


※出会い系アプリ
利用の流れは、ほぼ、婚活サイトと同じですが、利用者の年齢は婚活サイトに比べると低めです。女性がたくさん集まる仕組みとして女性に優しい価格設定があります。女性無料など女性ハードルを徹底的にさげることで、ユーザー層が格段に広がります。
婚活サイトに比べると、格段に「婚活を真剣に考えている人」は減ります。


※婚活パーティー
婚活で、一番有名なのは、この婚活パーティーじゃないでしょうか?
その魅力の1つは、はじめやすさにあります。婚活パーティーは様々な会社が運営しており、いろんなスタイルのパーティーをかなりの高頻度で開催しています。
継続的な婚活はできないけど、たまには結婚を意識した集まりに参加したい、という人にはピッタリな婚活方法になります。


※合コン、街コンセッティングサービス
婚活にくらべ気軽に楽しく参加できるのが特徴で若い人を中心に盛り上がっている。街コンは、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントです。1つの街コンで、2〜4件の飲食店を回って、飲み食い。各店舗で、異性のグループと話して、自由に連絡先交換できます。
婚活パーティーよりも、もっと気軽な感じがいい、友達と一緒に行きたい、といった方におススメのサービスです。



婚活でメインとなる活動は、「新しい出会いを求める」ことです。
新しい出会いを見つける手段としては、婚活サイトの利用、結婚相談所の利用、お見合いパーティー参加、合コン、友達に紹介を頼む、などが代表的です。

しかし、男女が関わる場所にはトラブルはつきものです。
相手が結婚を目的に利用しているわけではなかったり、相手が結婚詐欺師であったり、プロフィール上の重大な嘘があったり、実際デートして気に入らなかったが、相手があきらめずにストーカー行為に発展したりと。。。

では、各婚活ツールのメリットデメリットや婚活中に潜む男女トラブルについては次回以降に書いていこうと思います。



総合探偵社 KAY