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「マッチングアプリ」ここだけは押さえてほしい点

deai
 ここ数年、男女の出会いのツールとして一番使われているのが「マッチングアプリ」です。

合コン、街コン、婚活パーティなどは実際に時間を作り、足を運んだ上、その結果惹かれる異性がいなければ、時間の無駄・空振りとなること、皆さん経験されたことあるかと思います。
気になる異性と出会うまでの工程がいくつかあり、仕事で忙しい方などは手軽に何度も参加というわけにはいきません。
そんな中、
空いた時間に手軽に異性との出会いをつくることができるのが「マッチングアプリ」です。


しかし一方で、、
昨今、当社への「男女間トラブル」「人探し」関連の相談で、
出会いが「マッチングアプリ」という内容が増えてきているのも事実です。



例えば、
①アプリで出会った女性と付き合っていて、お金を貸したらそのまま連絡がつかなくなった。

②アプリで出会った男性と肉体関係を持ち妊娠したが、その事実を告げた後、連絡がつかなくなった。

③アプリで出会い交際している男性と連絡がなかなか取れず、実は既婚者なのではないかと不安に思っている。

④アプリで出会った交際中の彼氏と急に連絡が取れなくなった。事故などで連絡できない状況になっているのではと不安でしかたない。

など、マッチングアプリ関連での相談がここ数年急増しております。


どの相談者にも共通しているのが、
LINEなどのコミュニケーションアプリのみでやりとりを行っているので、相手の携帯番号はわからない。とのことです。
そして、彼、彼女に関する情報が驚くほど乏しいのが共通しております。


お互いが、あくまで暇つぶし・遊びであり、相手の素性に多少嘘があっても今が良ければ問題ないと割り切って時間を共有しているのであれば構いませんが、真剣なお付き合いという関係になるのであれば、最低限押さえておいてほしい情報があります。

1、身分証の確認(氏名、生年月日、現住所)
2、携帯番号


もちろん、裏取りもしてください。

1に関して「住所」ですが、実際に訪問するのが早いです。そうもいかなければ、友人に頼んで見てきてもらうのも良いでしょう。
それが無理であれば、その住所近辺の情報をネットで調べ、住んでいるなら当然知っているはずの話をそれとなく何度も振ってみるなどで確信を得れるようにしてください。※免許証であれば裏面も見てください。

2に関しては、その場で携帯番号登録する延長で発信してみてください。

付き合いたてでこんなこと聞くと疑っているみたいで嫌われるかもしれないから言えない。と思われるかもしれませんが、真剣交際を考えているのであれば知っていて当たり前です。これで嫌われるのであれば、真剣交際になりえません。


※手軽に出会えるが故の、手軽に切り捨てることができる。
これも「マッチングアプリ」の特徴でもあります。

思いもよらないトラブルに巻き込まれた後で、相手の素性をほとんど何も知らないということにならないよう、上記2点に関しては最低限確認することをお勧めいたします。


総合探偵社KAY
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ホワイトハッカーとブラックハッカー

  東京オリンピックが2021年に延期されましたが、オリンピック開催国は、サイバー攻撃を受けやすいということから、昨今、サイバー攻撃に関する話題が、ニュースで報道される機会が増えてきました。
 
サイバー攻撃は、ハッカーが行っているという認識の方も多いかと思いますが、俗に言うハッカーには、「ホワイトハッカーとブラックハッカー」が居ることはご存知でしょうか。
 
今回は、そんなホワイトハッカーとブラックハッカーの違いについてご紹介します。 

1.ハッカーとは?
ハッカーという言葉を聞くと、コンピュータウィルスを送ったり、ネットワーク越しに攻撃を仕掛けて悪いことをする人というイメージが有るかと思います。しかし、ハッカーという言葉の本当の意味は、コンピュータの知識が非常に深い人のことを指す言葉で、必ずしもそれを悪用する人を指す言葉ではありません。
 
実際、日本においても、「一般社団法人 日本ハッカー協会」という団体が存在していますが、サイバー攻撃を行う人が集まる遮断婦人ではなく、情報セキュリティやシステム開発などなど、高度なコンピュータの知識を有する人が活躍できる社会にすることを目的として設立されています。 


2.ホワイトハッカー
「ホワイトハッカー」、もしくは「ホワイトハットハッカー」とは、高度な知識を有するハッカーが、悪意を持ってコンピュータやネットワークに侵入し、攻撃してくることを監視し、防止する活動を行う人のことを指します。つまり、コンピュータのセキュリティに関する活動を行っている人と言い換えることもできます。 先述した「日本ハッカー協会」に所属する人は、ホワイトハッカーに分類される人が大半となります。 

3.ブラックハッカー 
「ブラックハッカー」、もしくは「ブラックハットハッカー」とは、高度なコンピュータに関する知識を悪用し、コンピュータやネットワークに侵入し、攻撃することを目的とした人を指します。つまり、一般的にハッカーと言われている人は、ブラックハッカーに分類されます。一昔前のブラックハッカーは、自身の技術力を誇示したいがために攻撃を仕掛けており、その攻撃もいたずら目的が多かったのに対し、昨今は金銭を目的とした攻撃が非常に多く、その攻撃方法は非常に巧妙化しています。 
 また、高度な知識がなくてもブラックハッカーとして活動ができるよう、ダークウェブにおいてサイバー攻撃のビジネスモデルが確立しつつあり、今後、ブラックハッカーが増加する可能性も考えられますので、探偵社をはじめ個人情報を扱う企業はより一層の情報セキュリティの確保が必要となってくるでしょう。


総合探偵社KAY
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ステルス盗聴器とは②

  前回の記事では、ステルス盗聴器の種類とその発見方法について、ご紹介しました。
今回の記事では、仕掛けられたステルス盗聴器の発見方法を詳しくご紹介していきます。 

1.デジタル盗聴器の発見方法
これまでのアナログ盗聴器と違い、デジタル盗聴器では盗聴にデジタル派を使用しているため、従来の盗聴器発見ツールを使用することはできません。デジタル盗聴器を発見するためには、スペクロラムアナライザという専用のツールが必要となります。スペクロラムアナライザとは、周波数と電力を表示する電気測定器のことで、デジタル盗聴器から発せられる電波によって波形が異なるため、盗聴器の有無を発見することができます。
 しかし、スペクロラムアナライザは、発せられるデジタル派を受信して波形を描くため、電波が発せられていない場合は、発見することができません。電波を発信していないデジタル盗聴器を発見する場合、盗聴器に使用されている部品から発せられる特殊な信号を受信することができる機材を使用することで盗聴器を発見することができますが、この機材は20数万円と非常に高額となっています。 


2.リモコン式盗聴器の発見方法
リモコン式盗聴器は、アナログ派による盗聴を行うため、従来の盗聴器発見ツールで盗聴器を見つけることができます。しかし、リモコンで盗聴器のオン・オフを切り替える機能が付いており、盗聴器自体の電源がオフにされている場合、電波が発せられませんので、電源が入っている状態でなければ盗聴器を発見することができません。
 しかし、リモコン式盗聴器で使用されている受信機はある程度、特定されていますので、これらの受信機に反応する発信機を用いて盗聴器をオンの状態にすることで、盗聴器を発見することができます。 

3.スイッチ連動式盗聴器・音起動型盗聴器の発見方法
 常時、電源がオフの状態で、特定の状態の時だけ電源が入るタイプの盗聴器は、強制的に電源オンする発信機を使用しても、電源をオンにすることができません。
 スイッチ連動式盗聴器は、電化製品のスイッチと連動して盗聴を行うタイプですので、すべての電化製品の電源をオンにすることで、強制的に盗聴器の電源を入れることで発見することができます。音起動型盗聴器は、会話などの音によって反応するため、声を出す、会話をすることによって盗聴器を起動し、発見することができます。


ステルス盗聴器を発見する場合、どのタイプの盗聴器が仕掛けられているかわからない状態ですので、これらを複合的に組み合わせて盗聴器を探し出す必要があり、専門の知識、機材が無い限り自分自身で発見することは非常に難しいといえるでしょう。 


総合探偵社KAY
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ステルス盗聴器とは?

  これまで盗聴器といえば、電話やコンセントに細工をして取り付けるといったものが主流で、それらの盗聴器を発見するツールも出揃っています。しかし、それらのツールでは発見できないような盗聴器が登場してきました。所謂、「ステルス盗聴器」と呼ばれる盗聴器です。今回は、そんなステルス盗聴器についてご紹介します。

1.スイッチ連動式
 電化製品などに組み込む盗聴器で、その電化製品の電源がついている状態のときだけ稼働するタイプの盗聴器です。盗聴器を探そうとしても、対象の電化製品の電源がついていなければ反応が得られないため、このタイプの盗聴器を発見する際には、すべての電化製品の電源をつけておく必要があります。

2.音起動型
 音や音声に反応して起動するタイプの盗聴器です。音がない状態のとき、つまり建物に人がいないときなどは稼働していませんので、効率よく、長期間の盗聴を行うことに適した盗聴器です。このタイプの盗聴器を発見する際には、常に音を出し続けておく必要があります。物によっては、反応する音の種類が限定されているものもありますので、注意が必要です。

3.リモコン式
 リモコンを使用して盗聴器の電源を操作することができるタイプの盗聴器です。受信距離は製品や環境によって異なりますが、10m〜200m程度と言われており、ある程度、近づかなければ操作することができません。このタイプの盗聴器も電源がオフのときには発見できず、また、発見者側で電源操作を行うことができませんので、うまく、電源がついている状態のときに盗聴器を発見するツールを使用する必要があります。

4.デジタル盗聴器
 これまでのアナログ盗聴器とは異なり、盗聴器から発信される電波をデジタル派に変換することで、従前の盗聴器を発見するツールで発見することができなくなった盗聴器です。デジタル盗聴器を発見するためには、スペクトラム・アナライザといった電波を可視化するような機材が必要となります。

5.フェライト盗聴器
 この盗聴器から発信する電波はアナログ派のままですが、その盗聴器そのものを、フェライトというステルス戦闘機などで使用される素材で覆い、発見しにくくした盗聴器です。こちらも、従前の盗聴器を発見するツールで見つけることができず、また、スペクトラム・アナライザを使用しても発見することができません。フェライト盗聴器を発見する場合は、高域帯受信機を使用して、様々な周波数の調査が必要となります。

昔から使われている「アナログ式盗聴器」に関しては、市販されている盗聴発見機材を使用すれば発見することも可能ですが、
ステルス盗聴器と呼ばれるものに関しては発見することは難しくなりますので、専門の業者に相談することをお勧めします。


総合探偵社KAY
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親権と監護権の違い

  お子様がいる夫婦が離婚するとついてまわる問題が、お子様の養育に関する問題です。
一般的に、「親権」と呼ばれているものですが、実は子供の養育にかかる権利は親権だけではありません。 
今回は、子どもの養育に関する権利のうち、親権と監護権についてご説明します。 

1.親権
親権は、未成年の子どもを監護し、養育するための権利(もしくは義務)のことを言います。親権は、通常、父母が共同して行使することと民法に定められていますが、離婚によって共同で行使できなくなった場合、いずれかの親を親権者に定めることとなります。
親権の中には、以下の内容が含まれています。
①財産管理権
 子どもの財産を包括して管理するための権利です。この権利の中には、財産的な管理という意味と、法律行為の同意に関する権利が含まれています。つまり、子どものお金や契約に関する同意の権利が財産管理権になります。
②身上監護権
 子どもの住む場所を指定する権利、子どもに対してしつけをする権利、子どもが身分法上の行為を行うための同意や代理に関する権利、子どもが働くことに対して許可する権利などを包括して、身上監護権といいます。
  

2.監護権
上述したとおり、親権には「身上監護権」が含まれています。その親権に含まれている「身上監護権」だけを取り出したのが、「監護権」で監護権を有する人を監護権者といいます。
監護権は、親権に含まれていますので、通常は親権者が子どもの身上監護、つまり、子どもと一緒に暮らし、子どもの教育や世話を行うこととなりますが、親権者と監護権者を別にした場合、親権者が子どもの財産を管理し、監護権者が子どもの教育や世話を行うという分業となります。

原則、親権者と監護権者は同一であるほうが、子どもの福祉に資すると考えられます。
しかし、特別な理由がある場合、柔軟に対応できるようにするため、親権者と監護権者を分けることができるのです。例えば、離婚理由が妻の浪費が原因で離婚する場合、金銭的な問題で離婚には至りますが、子どもの教育に関しては普段から接している妻のほうが適しているという状況になります。この場合、子どもの財産は、浪費癖のある妻ではなく、旦那側に管理させるほうが良いため親権は父親に、しかし、子どもの教育や世話は妻が適しているため、監護権は母親に、というような権利のもたせ方も可能となります。
 
つまり、通常は財産も子どもの教育、世話も同一の親が実施すべきところ、何らかの事情によってそれが達せれない場合の対策として、監護権が認められるということになるのです。 


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