ステルス盗聴器とは②
2020.04.10
前回の記事では、ステルス盗聴器の種類とその発見方法について、ご紹介しました。
今回の記事では、仕掛けられたステルス盗聴器の発見方法を詳しくご紹介していきます。
1.デジタル盗聴器の発見方法
これまでのアナログ盗聴器と違い、デジタル盗聴器では盗聴にデジタル派を使用しているため、従来の盗聴器発見ツールを使用することはできません。デジタル盗聴器を発見するためには、スペクロラムアナライザという専用のツールが必要となります。スペクロラムアナライザとは、周波数と電力を表示する電気測定器のことで、デジタル盗聴器から発せられる電波によって波形が異なるため、盗聴器の有無を発見することができます。
しかし、スペクロラムアナライザは、発せられるデジタル派を受信して波形を描くため、電波が発せられていない場合は、発見することができません。電波を発信していないデジタル盗聴器を発見する場合、盗聴器に使用されている部品から発せられる特殊な信号を受信することができる機材を使用することで盗聴器を発見することができますが、この機材は20数万円と非常に高額となっています。
しかし、スペクロラムアナライザは、発せられるデジタル派を受信して波形を描くため、電波が発せられていない場合は、発見することができません。電波を発信していないデジタル盗聴器を発見する場合、盗聴器に使用されている部品から発せられる特殊な信号を受信することができる機材を使用することで盗聴器を発見することができますが、この機材は20数万円と非常に高額となっています。
2.リモコン式盗聴器の発見方法
リモコン式盗聴器は、アナログ派による盗聴を行うため、従来の盗聴器発見ツールで盗聴器を見つけることができます。しかし、リモコンで盗聴器のオン・オフを切り替える機能が付いており、盗聴器自体の電源がオフにされている場合、電波が発せられませんので、電源が入っている状態でなければ盗聴器を発見することができません。
しかし、リモコン式盗聴器で使用されている受信機はある程度、特定されていますので、これらの受信機に反応する発信機を用いて盗聴器をオンの状態にすることで、盗聴器を発見することができます。
しかし、リモコン式盗聴器で使用されている受信機はある程度、特定されていますので、これらの受信機に反応する発信機を用いて盗聴器をオンの状態にすることで、盗聴器を発見することができます。
3.スイッチ連動式盗聴器・音起動型盗聴器の発見方法
常時、電源がオフの状態で、特定の状態の時だけ電源が入るタイプの盗聴器は、強制的に電源オンする発信機を使用しても、電源をオンにすることができません。
スイッチ連動式盗聴器は、電化製品のスイッチと連動して盗聴を行うタイプですので、すべての電化製品の電源をオンにすることで、強制的に盗聴器の電源を入れることで発見することができます。音起動型盗聴器は、会話などの音によって反応するため、声を出す、会話をすることによって盗聴器を起動し、発見することができます。
スイッチ連動式盗聴器は、電化製品のスイッチと連動して盗聴を行うタイプですので、すべての電化製品の電源をオンにすることで、強制的に盗聴器の電源を入れることで発見することができます。音起動型盗聴器は、会話などの音によって反応するため、声を出す、会話をすることによって盗聴器を起動し、発見することができます。
ステルス盗聴器を発見する場合、どのタイプの盗聴器が仕掛けられているかわからない状態ですので、これらを複合的に組み合わせて盗聴器を探し出す必要があり、専門の知識、機材が無い限り自分自身で発見することは非常に難しいといえるでしょう。
総合探偵社KAY