「探偵」と「興信所」の違い
よく、探偵は興信所ですか?と問われることがあります。
昔勤務した探偵社では、
「探偵」は、相手にわからないように調べる。
(言うは易し、行うは難しで、簡単にはいきません。相手にわからないように調べることに人は価値を見出し対価を支払っているわけです)
「興信所」は、名刺を持ち、自らを名乗り、面談や聞き取り調査等により調査を行う。
(相手に「調べてますよ」と伝えているのと同じで、調べられている立場からすれば、不利になることなど言うはずはない。都合の良いことに終始するでしょう)
という解釈でした。
辞書を引いてみると、
「探偵」
他人の動静や秘密をひそかに調べること。
また、犯罪者の探索にあたることや、それを業とする人。
「興信所」
個人や法人の信用・財産などを内密に調べ、依頼者に報告する民間の機関。
実際、長年業務に携わることで感じた個人的結論としては、
以前は、業務内容に違いはありましたが、
個人情報保護法、探偵業法が施行された現代に於いては、単純に「呼び名の違い」であるだけで実際行っていることは同じです。
その業務内容に関しては、今後記していきたいと思います。
総合探偵社 KAY