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「梅毒」とは?感染者増加注意!!

  近年、梅毒患者が増加傾向にあります。平成29年では、全国で5,826名の感染報告でしたが、令和4年では約13,000名、2倍以上の増加となっています。そこで今回は、梅毒の危険性についてご説明します。 

1.梅毒とは
  
梅毒は性感染症の1つで、梅毒トレポネーマと呼ばれる病原菌が原因で発症します。 

(1) 梅毒の症状 
梅毒は、感染後の期間によって症状が変化します。
梅毒は、症状が自然回復するように見えるのが特徴的ですが、梅毒トレポネーマは自然と消失することはありません。そのため、一見、回復したように見えたとしても、症状が進行していく性病となります。 

①第1期 
感染から約3週間で、感染した部位にしこりが生じたり、足の付け根部分にあるリンパの腫れが生じることがあります。
放置していれば、自然と症状は軽快していきますが、体内の梅毒トレポネーマは滞在し続けています。 
 
②第2期 
第1期から治療しないまま数ヶ月経過すると、梅毒トレポネーマは血液によって全身に循環し、体全体に赤い発疹が発生します。これも数週間で自然と消えていきますが、再発を繰り返すこともあります。
 

③第3期
  
第2期から治療しないまま数年経過すると、全身の皮膚や筋肉にゴムのような腫瘍が発生します。

④第4期
第3期の後も放置し続けることで、10年以上経過した際に、血管や心臓、脳などに障害が発生し、場合によっては死に至ることもあります。 

(2) 梅毒の治療方法
  
梅毒は、抗菌薬を内服することで治療できます。ただし、進行状況や症状によっては、抗菌薬の点滴での治療となることもあります。 



 2.浮気による梅毒の感染
  
梅毒は、症状が発症するまで時間のかかる性病です。パートナー以外と性行為に及んだとしてもすぐに症状は発症せず、3週間後に第1期、3ヶ月後に第2期と進行します。そのため、自分が梅毒に感染していると知らずにパートナーと性行為を行い、パートナーも感染してしまうというケースも少なくありません。

  
梅毒もコンドームの利用で感染リスクを低減させることができますが、コンドームだけで100%防止できるものではありません。
主な感染経路は、感染部位と粘膜や皮膚との直接的な接触で感染しますので、性器同士の接触だけではなく、性器と口や肛門の接触でも感染します。
  

また、少しでも不安がある場合は、早めに検査し、早期発見、治療を行うことや、パートナーに正直に伝え、2人で治療を行うことが重要です。 
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SNS特定屋

  普段、何気なく使っているTwitterやInstagramといったSNSですが、そこにアップされた情報から個人情報が特定されてしまう、というケースが増加しています。その背景には「SNSの特定屋」と呼ばれる人の存在が大きいと言われています。今回は、そんなSNS特定屋について記載します。 

 1.SNS特定屋とは 
SNS特定屋は、主にSNS上で活動しており、対象のアカウントから個人情報を特定することを業務としています。
報酬は、大体1500円から1万円程度と手頃であり、早ければ1時間程度で個人情報を特定することが可能とのことです。
SNS特定屋と聞くと「ストーカー行為」の幇助をしているだけではないか、と思われる方も多いようですが、依頼主の多くは、ネット詐欺の被害を受けた人が、その加害者を特定して警察に相談したり、被害を取り戻そうとするケースが多いようです。 

 2.個人情報の特定方法 
SNS特定屋が個人情報を特定する方法は様々ですが、一番多い方法が投稿された写真からの特定です。
写真のデータそのものに位置情報が含まれていたり一緒に写り込んでいる風景などの情報から場所を特定するという方法になります。

例えば、マンホールもそのデザインによって場所を特定する情報となりますので、注意が必要です。 
他にも電車の運休情報や災害などの情報も地域を限定する情報となります。「電車が動かない」というツイートがあった場合、そのツイートがあった時間の運休情報を検索することで、その時使用している電車の路線を特定することができますし、その前後の情報から、通勤途中なのか、通学中なのか、遊びなのか、帰宅中なのか、といった状況を推測することで、普段その路線をどういう目的で利用しているのかを特定することが可能となります。
 
さらに、SNS特定屋はより詳細な情報を得るために、その人に近づくことも行います。例えば鍵垢などで一般にはツイート等が見えない設定にしているケースの場合はプロフィール情報やアイコンから趣味を特定し、その趣味の仲間を装ってフォロー関係となり、ツイートを閲覧するといった方法です。
鍵垢の場合、他の人に見られないという安心感からか普通のアカウントよりも安易に写真を掲載している場合がありますので、そういった情報から個人情報を特定することは容易とのことです。


SNSは個人の承認欲求を容易に満たすことができる便利なツールですが、同時に自身の情報を晒しているということになります。利用する際には、十分に気をつけて利用するようにしたいですね。 


総合探偵社KAY
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猫のサブスクについて

昨今様々なジャンルで、毎月一定額を支払うことでサービスを受けられるサブスクリプション(サブスク)サービスが人気です。
比較的高額であったMicrosoftのOfficeが1ヶ月1,000円ちょっとで利用できるといったように、サービスを利用しやすい価格で提供されているものもあれば、動画配信サービスのように、これまで無かったサービスがサブスクで実現されているものもあります。
 
そしてとうとう昨年、ペットをサブスクで飼うことができる「猫のサブスク」が登場しました。

この「猫のサブスク」は一体どんなサービスなのでしょうか?

1.猫のサブスクとは
猫のサブスクは、猫を保護する活動を行っている「のら猫バンク」という会社が始めた「ねこホーダイ」というサービスです。
「ねこホーダイ」は月額380円で利用することができ、これまで保護猫を飼うことが難しかった高齢者や単身者でも、保護猫を飼うことができるサービスとして売り出され始めました。
  
殺処分されるはずの猫の命を救うことに繋がるとういことが、最大のメリットではないでしょうか。

2.猫のサブスクの問題点
実際は、猫のサブスクである「ねこホーダイ」は、サービス停止を求める署名が多く集まり、2022年12月29日にサービスが終了しました。
なぜこのような署名が多く集まったのでしょうか。 

①ペットの幸せが考えられていない
月額料金を支払うことによって利用できるサブスクは、解約も容易にできます。そのため、本来、ペットを飼うときに考える「最後まで責任をもって飼う」という部分を考える必要がありません。そのため、誰でも気軽に猫を飼えてしまい、また飽きればサービスを中止することができてしまいます。猫からすると、頻繁に飼い主が変わること、つまり生活環境がかわることとなってしまい、安心して暮らすことができなくなってしまいます。特に、猫は家に着くと言われるくらい、家を大切に考えています。そのため、頻繁に家が変わることは、猫には大きなストレスがかかってしまうことになります。 

②保護猫を飼うための審査が無い 
本来、保護猫を飼うためには、その人が猫を飼うために必要な環境にあるかを確認するための審査があります。
また、虐待等を行わない人物であるかどうか、多頭飼いなどの猫にストレスのかかる環境かどうかといったことも場合によっては確認したり、トライアル期間が用意されていたりします。しかし、猫のサブスクはそれらの審査やトライアル期間がありません。
 
つまり、どのような環境の人であっても猫を飼うことができるため、直接的、もしくは間接的な猫の虐待につながる可能性があります。 


このように、メリット・デメリットありますが、
殺処分される猫を減らすという観点からすると実施してほしいサービスではありますが、倫理的な観点、実際の猫の幸せ等考えるとデメリットも多く、今後デメリットを解消した上で殺処分される猫が減らせるサービスとして成り立ってほしいとは思います。


総合探偵社KAY
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只今、新年最初の浮気シーズン?

新年、明けましておめでとうございます。

1月6~9日、
我々探偵にとって新年最初の浮気調査稼働時期となりました。

毎年ですが、年が明け社会が通常運転となった一発目の週末、成人の日を含む連休となります。

この期間が、「浮気調査稼働が増える期間」→「浮気・不倫期間」

となります。今年も例年通り浮気調査依頼が殺到しております。


なぜ?この時期?

浮気、不倫、、、年末年始は各々の家庭、正式なパートナーと過ごさざるを得ない事情がございます。そこで無理な理由を作って密会するほど浮気者たちは馬鹿ではございません。

年末年始に会えない二人、、我慢を重ねた二人、、
そんな二人がやっと逢瀬を交わせる最初のタイミングが今年は1月6~9日となるのです。

パートナーがこの連休中に不可解な理由で外出、休日出勤、普段はあまりない残業など、
怪しい行動があるのであれば、
浮気調査依頼を考えておられる方は、狙い目かと思われます。

総合探偵社KAY




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事実婚、法律婚との違い

昨今、結婚するが籍は入れない「事実婚」が増えてきております。

一般的に結婚するのであれば、結婚式をあげ、婚姻届を役所に提出する。という方が多いと思いますが、中にはそういったことは行わず、実質的に結婚している状態であるようなカップルも居ます。
婚姻届を提出する「法律婚」とそういった手続きを行わない「事実婚」、どのような違いがあるのでしょうか。 

 1.事実婚のメリットとデメリット 
婚姻届を提出しない事実婚では、法律に縛られないかわりに法律上の保証を受けることができないというのが、メリット・デメリットとなります。
具体的なメリットとしては、仮に離婚することになった場合であっても、戸籍に影響しませんので、本人たちの意思のみで離婚することが可能で、戸籍上もなんら影響することがありません。また、夫婦別姓のまま結婚生活を送ることが可能となります。
 逆にデメリットとしては、子供ができた場合、親権はどちらか一方しか持つことができません。
また、戸籍により婚姻関係を証明することができませんので、家族関係の証明が必要な場合に、証明しにくいという点もあります。
さらに、経済的な面で考えると、配偶者控除など、税制面でのメリットを受けることができませんので、法律婚と比べると、不利益が生じることに繋がります。また、万が一、パートナーが亡くなってしまった場合、法定相続の権利がありません。相続に関しては、事前に遺言書を作成しておかなければなりません。また、相続税の配偶者税額減税を使用することもできませんのでそういった面でも不利になってしまいます。 

 2.事実婚の権利・義務 
事実婚という名前だけ見てしまうと「同棲しているカップルも同じようなもの」と考えてしまいそうになりますが、同棲しているカップルと事実婚では大きくことなります。
事実婚は、お互いに婚姻の意思があって共同生活をしているだけでなく、公的手続きにおいても、事実婚であることを表明していることが必要です。例えば、住民票の続柄の欄に「夫(未届)」「妻(未届)」と記載して届けることは認められていますし、そのように提出することで事実婚の関係にある旨を表明していることになります。
 例え事実婚であっても、不倫やDVによって離婚することに至った場合、事実婚と認められれば、慰謝料請求を行うことも可能となります。また、子供の養育費の請求や亡くなった場合の遺族年金の受給も可能ではありますが、デメリットにもあげたとおり、事実婚であることの証明は、事前にしっかり対策しておかなければ難しいといえます。 


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