「パパ活」の実態!

2019.03.14

前回「パパ活」とはどういったものかをご紹介しました。
次に、実際に「パパ活」を行っている方々の実態はどういったものなのかについて、ご紹介したいと思います。

1.よくある「パパ活」の内容
 「パパ活」は、基本的には肉体関係を伴わず、食事デートなどを行うことによってパパ(パトロン)からお小遣いをもらうという「レンタル彼女」のような仕組みです。
 TwitterなどのSNSを見ると、パパ活で得られた報酬が生々しく報告されていることがあります。それらを見ると、だいたいの相場としては、2時間、一緒に食事に行くことで2万円~3万円程度ということが分かります。また、その際の食事代は、もちろんパパである男性が負担するため、男性側の出費としては1回あたり3万円~5万円程度になると思われます。また、一部ではありますが、食事の他にブランド品を買ってもらったなどの報告も上がっていることから、パパによっては総額で10万円前後、受け取ることができることもあるようです。
 これらの相場は、食事デートだけの場合で、中には「パパ活」と称して、実際にはエッチもしているという、所謂「援助交際」というケースも存在します。

2.「パパ活」の種類
 一言にパパ活と言っても、すべてが「1対1」の関係ではないという点も特徴的です。例えば、パパ活の中に「ギャラ飲み」というシステムがありますが、これは、男性グループに呼ばれて、一人または複数の女性が報酬をもらって一緒に飲むというパパ活の1種で、出張型のキャバクラのような仕組みです。
 この「ギャラ飲み」という仕組みは、開催する団体に登録することで呼ばれるというアルバイトのような感覚が多く、利用者も経営者や裕福層、キャバクラ等には気軽に行けないような方々が利用するケースが多いようです。

3.「パパ活」を行う手段
 パパ活は、ギャラ飲みのように開催団体に登録するケースよりも、最近流行りだしている「パパ活アプリ」を使用してパパ活を行っている人の方が多いようです。パパ活アプリを使用すると、パパ側が好みの女の子を検索し、値段交渉やデートの約束を行うだけで気軽に「パパ」になることができるという特徴があります。そのため、女性側も気軽に登録し、パパを探すことができるのですが、少しでも選ばれやすくするために、加工した写真を掲載し、男性側から写真と全く違う人が来たというクレームを受けるといったトラブルも少なくありません。

 「パパ活」は、現在、アプリの登場などによって非常に身近なものになっていますが、見知らぬ人と直接会うことになるため、相応のリスクがあることは認識しておく必要があります。


総合探偵社KAY
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