不倫の代償

2020.02.19

  最近、芸能人の不倫に関する報道が後を絶ちません。最近では、鈴木杏樹さんや東出昌大さんが「不倫」をしたとして、連日マスコミを賑わせています。さて、この「不倫」という行為ですが、実際に行ったときの代償はどのようなものがあるのでしょうか。

 1.社会的な影響 
芸能人の不倫騒動は、連日、マスコミによる報道で社会的に批判され、番組の降板や差し替えなどが行われる、いわゆる「干される」状態となります。このように社会的に影響が大きいのは、芸能人だからかというと、そうではありません。
 
例えば、社内での不倫や取引先との不倫であれば、それが問題視されたときには、降格や状況によっては依願退職などの代償を支払わなければならないこともあります。また、それらの処罰がなかったとしても、同僚から白い目で見られるなどの、人間関係の悪化につながることもあり、それらによって、自主退職に追い込まれることもあります。勤務する会社や組織によって、その影響は様々ですが、一般人であっても少なからず社会的な影響は存在するのです。 

2.慰謝料 
不倫をしたということは、相手にパートナーがいるということですので、そのパートナーから慰謝料を請求されることとなります。
この不倫による慰謝料の相場は、50万円から100万円といわれていますが、これは相手が離婚や別居に至らなかった場合となります。離婚や別居に至った場合の慰謝料は、200万円〜300万円と、非常に高額になります。
この支払い義務は、実際に不倫をした二人に課せられますので、実際には慰謝料の半額を負担することとなります。 

3.家族に対する代償 
パートナーがいる人が不倫すると、その代償として離婚につながることもあります。
特に、子供がいる家庭で不倫をし離婚、親権をパートナーが持つことになると、今後の面会を拒否されるケースもあります。(最初は決められた通りに面会も行われますが、徐々に都合が悪いと言われるケースも多い様です)そうなると、今後、自分の子供に会うこともできなくなります。 
また、離婚に至った場合、先述した慰謝料の支払いや財産の分割などに加えて、今後の子供の養育費の支払いなどによる金銭的な代償も大きくのしかかることとなります。

離婚によって子供と離れなければならず、その部分に於いて時間が経つにつれ重く後悔の念として実感する方が多いようです。  

実際、当社に寄せられるご相談で、
10年、20年以上前に離婚し子供とも会えなくなり、何年後、何十年後に、今元気にしているか、などを調べてほしいという内容は多いです。

その時の一時的な感情で周りの人の人生にマイナスの影響を与え、自らも代償を負ってしまう「不倫」。
燃え上っている不倫中は周りが何を言おうが聞く耳を持てませんが、何年も何十年も経過した後に本当に後悔することが多い様です。

現在不倫中の方、不倫に片足を突っ込んでしまいそうな方、頭では悪いことだと理解していても決して止まらないかと思いますが、
それが発覚すると、周りの人の人生を狂わせてしまうことになります。。

どうか、発覚しないようように。。一生懸命、墓場までお持ちください。


総合探偵社KAY




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