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コロナ禍での離婚を回避する方法

「まん延防止等重点措置」の適用も増えており、いまだコロナウィルスは人々の生活に影響を与え続けております。
そんな中、仕事や家庭の環境が大きく変化したことによって、夫婦ともにストレスが増加し離婚に至るケースが増えています。
これを回避するために、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
 
今回は、「コロナ離婚」を回避する方法について考えてみたいと思います。 

1.「コロナ離婚」の原因の大部分はストレス
コロナ禍によって、外出自粛やテレワークの導入など、日々の生活に大きな変化が生じています。先行きの見えない中で収入が減少、また、職を失う恐怖。特に、飲食店や環境産業などはコロナ禍における影響が大きく、収入面での不安もあるでしょう。
さらに、外出自粛により家族と過ごす時間が増え、互いの言動に我慢することも多くなってきていることかと思います。(コロナ前であれば外出しリフレッシュしていたものが、心がリセットできない状況が多くなっているかと思います)
これらの変化による「ストレス」の積み重ねが、「コロナ離婚」につながる原因となっています。

「コロナ離婚」を回避するためには、コロナ禍によるストレスを軽減させる必要があるということになります。 


2.コロナ禍によるストレス軽減方法 
①家事の分業
コロナ禍によって夫婦がともに自宅で過ごす時間が増えています。特にテレワーク導入企業に勤める会社員の方は、これまで会社に行っていた時間がまるまる自宅で過ごす事となっていますので、家族の時間が増加しています。テレワークは休暇ではありませんので日中は職務に専念する必要があります。
しかし、朝晩の通勤時間がなくなったことで自由になる時間が増加しています。その増えた時間を使って少しでも家事を分業すれば、家事によるストレスを軽減することができます。削減できた通勤時間を、夫婦ともに活用すると考えるといいかもしれませんね。 

②1人の時間を確保する
どれだけ仲がいい夫婦であっても、24時間ずっと一緒に居るとどうしても相手の悪い部分が目についてしまいます。
また、自分のやりたいことを犠牲にしなければならないといったこともあり、思いのほかストレスに感じてしまうことがあります。
 
気持ちをリセットするためにも、お互いが1人で居られる時間を確保することが大切です。特に、お子さんがいる家庭ではなかなか1人の時間を確保することができませんので、子どもの世話を交代で行う等、お互いが1人の時間を確保するようにするといいかもしれませんね。

 コロナ禍によるストレスは自分だけが抱えているというものではなく、パートナーも同じようにストレスを抱えていると考え、これまで以上にコミュニケーションを取りながらお互いにストレスを溜め込まないような過ごし方を話し合っていく必要があります。
これができずに、どちらか一方だけがストレスを溜め込み続けると、いずれはそれが爆発し、コロナ離婚につながってしまいますのでご注意ください。  

自分のストレスは感じることができますが、相手が感じているストレスはこちらの目には見えません。
コロナ禍に於いては家の中で共に過ごすことが多くなり、話し合わなければ互いが感じているストレスを解決することは難しいです。
今まであまり気にしてなかった方が多いかと思いますが、パートナーが抱えているストレスを気に掛け、きちんと話し合って解決していくことが今のコロナ禍において「家庭内不和」、「コロナ離婚」を避けることのできる身近な方法ではないかと思います。



総合探偵社KAY
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コロナ禍での離婚事情

 コロナ禍において、仕事のスタイルは大きく変化しました。
会社への通勤がなくなり在宅勤務という方も増えたのではないでしょうか。
生活環境が一変したことにより、家庭環境がうまくいかず、離婚につながるというケース…いわゆるコロナ離婚も増加しています。
今回は、コロナ離婚が増加した理由を確認してみたいと思います。

1.テレワークによるストレス
 これまで、日中は職場で仕事していたことによって、一日の半分以上は夫婦別々の環境で生活していました。これが、テレワークに変わったことで常に一緒に過ごすこととなり、これまで見えなかったストレスが増加し、離婚につながるというケースが増えています。
 特に、自宅に仕事をするスペースがある場合はまだしも、リビングなどで仕事をしなければならない場合など、web会議中は静かにしなければならない、1人の時間を確保できないというストレス、離婚を考えるケースが増えるようですね。
また、
通勤や同僚との付き合いもなく在宅ワークなのだから、今まではあまりやらなかった家事も伝える時間はあるにも関わらず、一切手伝おうとしない。など、、在宅時間が長くなれば、今までは気にならなかったことが目についてくるようです。

2.DVやモラハラ

 コロナ禍において、先行きが見通せない環境が続いている不安のせいか、家庭内のDV、モラハラが急増しています。これらも、コロナ禍によるストレスが原因といわれていますが、DVやモラハラを受ける方は、コロナ禍によるストレスに加えて、自身の身体にも被害が及ぶため、心身を守るためにも早期に離婚を検討する必要があります。
 DVやモラハラを受けた場合、なんとか自分だけで解決しようと考える方もいらっしゃるようですが、早々に相談機関に連絡することをおすすめします。


3.危機意識の相違
 コロナウィルスの感染力の高さは、眼を見張るものがあります。家族の1人でも感染してしまうと、家庭内感染も警戒しなければなりません。特に、年配の方が一緒に生活している場合などは、より警戒を強めなければならないでしょう。
 しかし、そういう状況の中、夫婦間の危機意識に相違があった場合、例えば、どちらか一方が「自分が感染するわけがない」と平気で人混みの中にでかけたり飲み会にでかけたりしていると、他の家族からすると脅威でしかありません。
その危機感の違いが、やがて大きなストレスとなり、離婚に発展するというケースがあります。


 コロナ禍においては、様々なことが普段以上のストレスとなります。離婚に発展するケースの殆どが、このストレスが原因となります。いかにストレスを貯めずに、家族で協力してコロナ禍を乗り切ることができるか、という点について、しっかりと夫婦間で話し合い、極力ストレスを溜めないように、生活スタイルを変化させていくことが大切になりそうですね。 


総合探偵社KAY
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コロナ禍での浮気事情2

 コロナ禍において、リモートワークが主流となったことにより浮気の事情も変化してきました。
浮気の事情が変化したということは、浮気を疑うポイントも変化したということになります。
では、どのような点が疑うポイントになるのでしょうか。 

 1.リモートワークを行う場所
リモートワークの導入によって、自宅で仕事をする人が増えています。しかし、職場と違い、自宅では机や椅子、ネットワーク環境など、様々な制約がかかってしまいます。そのため、コワーキングスペースやホテルのデイユースなどを利用して仕事をする人も増えているようですが、これらをうまく使って、浮気をしている人もいるようです。 
これまでは、会社に行くことが当たり前でしたが、今では家にいることのほうが多くなったため、会社に行くふりをして浮気をするというケースですね。
仕事でホテルを使う、と言われるとなかなか疑うことも難しいですが、あまりに頻繁に利用しているようだと注意が必要かもしれません。いつ、どこで仕事をしていたのか、こっそりと記録に取っておくと、規則性が見つかるかもしれませんね。 

 2.帰宅時間
コロナ禍の感染対策として、時差出勤を認める会社が増加しています。時差出勤は、出社時間と退社時間を変更し、満員電車に乗らないようにする対策ですが、これを言い訳にして夜に浮気をする人も出てきています。
 
時差出勤は、あくまで出社時間を早める、もしくは遅らせるのと同時に退社時間(定時)を変更する対策であり、退社時間だけが遅くなるようなことはありません。
 
時差出勤を導入したからと帰宅が普段よりも大幅に遅くなった場合は、その間の時間で浮気していないか、疑うポイントになるかと思います。
 
また、自ら満員電車に乗らないよう帰宅時間をずらしているというような発言があった場合は、その間、不審点があるのかは気にしておいたほうがいいかもしれませんね。 

 3.香り付きの除菌スプレー
コロナ禍において除菌スプレーの仕様頻度はかなり高くなってきています。中には香り付きの除菌スプレーも販売されていますが、この香り付きの除菌スプレーで、女性の香りをごまかすというケースも増えてきているようです。
 
自分が持っている香り付きの除菌スプレーではないのに定期的に同じ香りの除菌スプレーを使用している場合、浮気の現場に置いてある除菌スプレーを使用している可能性がありそうです。
 
匂いを嗅いでみるのも浮気を見抜くきっかけとなるかもしれません。



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コロナ禍の浮気事情

2020年は世界的なコロナ禍によって、生活スタイルが大きく変化しました。
2021年になっても、今の所、終息する兆しが見えません。
 
では、このコロナ禍によって浮気事情はどのように変化したのでしょうか。

 1.コロナ禍における浮気の件数 
これまでは、仕事は会社にいって行うのが普通でした。そのため夫婦/カップルは別々に行動する時間があり、その時間を活用して浮気をしているケースが大半だったと考えられます。では、コロナ禍で浮気が減ったのかというと、実はそうではありません。
当社における相談内容をコロナ前、コロナ後で比較すると逆に浮気は増えたという感覚です。
 外出できないため、出会いがない。行動が制限され外出しずらくなることにより浮気時間を確保する理由作りが難しい。などと考えておりましたが、実はコロナ禍によって浮気が増えているという流れは意外でした。
浮気が増えた理由としては、外出自粛によって、飲み会等がなくなり、自分の時間が増えたことで、マッチングアプリなどをつかって出会うケースが増えているようです。今は、スマホで手軽に出会いをさがすことができますので無理に外出しなくても、出会うことができるということ。浮気に至った理由としては、夜の娯楽…つまり、キャバクラ等に遊びにいけなくなったことによる欲求不満や、時間を持て余した暇つぶし。他に時間を使える娯楽も制限されているための反動とも思われます。

2.コロナ禍における浮気方法  
コロナ禍で外出自粛が要請されている中で、なかなか浮気相手と会うこともできないのではないかと思っていました。コロナ禍におけるテレワークの導入等で自宅にいる時間が増えている中、どのようにして会っているかというと、王道はやはり「仕事で会社に行く必要がある」といって会いに行くことが多いようです。テレワーク急増で46時中パートナーが家にいる状況はやはりストレスが溜まります。そのパートナーが「明日は出社日だから」と言えば、喜んで見送る方もいるのではと思われます。
では、会う場所についてはどうでしょう。浮気相手と会う場所にも変化があるようです。これまではホテルや飲食店が中心だったのが、それらの場所の人が減ったことからか、車の中や自宅での浮気が増加しているようです。この場合の自宅、というのは、パートナーが居ない人の自宅ということでしょう。
 
コロナ禍によって、周りの目を気にするようにもなっているということでしょうか。

 

このように、コロナ禍においても浮気は減ることはなく、むしろ時間に余裕ができた分、浮気が増加しているという結果になったようです。
テレワークの導入によって、外出すること自体が減っているため、これまで以上に会うための工夫は必要そうですが、だからこそ、たまにある出社日をうまく活用している感じでしょうか。  


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有責配偶者とは?

日本の法律上、「なんとなく合わないから」という理由だけでは、一方的に離婚することができません。
しかし、離婚に至るための何らかの原因があるのであれば、その限りではありません。
 

夫婦関係の破綻・離婚の原因をつくった者を「有責配偶者」と呼びます。

今回は、有責配偶者についてご紹介します。 

1.有責配偶者とは 
先ほど、有責配偶者とは、離婚の原因を作った者とご紹介しました。この離婚の原因については、民法770条1項に記載のある、以下のケースとなります。

 ①配偶者に不貞行為があったとき  
こちらは、「浮気」や「不倫」が該当します。浮気や不倫を行った者が有責配偶者となります。この「浮気」「不倫」の解釈は、人によってさまざまですが、裁判においては、複数回の性行為を伴う交際があった場合と解釈されることが多いようです。

 ②配偶者から悪意で遺棄されたとき
結婚生活は、お互いの協力なくしては維持できません。この協力を行わなかった場合、有責配偶者となることがあります。例えば、生活費を渡さない、家出を繰り返すといったケースの場合、この理由に該当します。

 ③配偶者の生死が三年以上明らかでないとき 
3年間、生死が確認できない状態で失踪している場合、失踪しているものを「便宜上」有責配偶者として取り扱うことになります。

 ④配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき  
このケースも、便宜上、精神病にかかった配偶者を有責配偶者として取り扱うケースがあります。

 ⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。
コロナ離婚で増加したDVなどによる離婚理由がこちらに該当します。この重大な事由を作り出した者、つまりDVであれば暴力をふるったものが有責配偶者となります。 


2.有責配偶者となった場合 
あなたのパートナーが有責配偶者となった場合、あなたから有責配偶者に対して、離婚の請求を行うことができます。
また、有責配偶者は、本人が有責配偶者であると認めた場合や、裁判所等が有責配偶者として認めた場合、有責配偶者はその行為に応じた慰謝料を支払う義務が生じる可能性があります。
 

一方、有責配偶者からの離婚請求は、基本的には認められません。
例外的に、すでに夫婦関係が破綻している、子供が自立している、相手の生活保障などをしっかり行っているといった場合に限り、例外的に有責配偶者から離婚の請求を行うことができます。もちろん、夫婦間で話し合った結果、双方の同意のもとで行う離婚は、この限りではありません。
  


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