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独身偽装する男性の心理

  本当は結婚しているにも関わらず、独身であるように偽装し、他の人と交際する独身偽装を行う男性がいます。
当社にも、「交際相手(男性)が既婚者かもしれないので調査してほしい。」との相談も多く寄せられます。
そのような男性はどのような目的で独身を偽装しているのでしょうか。今回は、そんな独身偽装する男性の心理について説明します。 

 1.独身偽装する男性の心理
独身を偽装する男性の多くは、妻以外の女性と交際したいと考えています。その交際というのは、相手を騙してでもお付き合いしたいということで、ほとんどが性の対象としたお付き合いを目的にしている人が多い中、真剣なお付き合いを望んでいる人もいます。中には、妻に話せないことを話せる、妻とはできない性交渉をできるという側面から、独身を偽装する方もいらっしゃるようです、
どのような目的であっても、本来は信頼して交際する相手に対し、平気で嘘をつけるという点では、自分のことを中心に考える人が多いと考えられます。 

 2.独身偽装している男性の見抜き方 
独身偽装している男性の行動で、怪しい点を押さえておくことで、嘘を見抜くことができるかもしれません。独身偽装している男性の怪しい行動は、以下のようなものがあります。 

①週末(休みの日)に会えない 
サービス業などで週末は仕事が休めないという方もいますので、これだけが決め手というわけではありませんが、多くの会社員は週末が休みです。そのため、既婚男性の多くは、週末は家族サービスを行うため、時間が取れないというケースが考えられます。
また、週末は仕事であるような会社員の方は、他の曜日に休みがあるはずですが、その休みの日も全く会えないというのは不自然です。相手の会社帰りにしか会えないような関係の場合は、独身偽装を疑ってもいいかもしれません。


 ②クレジットカードを使わない 
クレジットカードは、使用履歴がしっかり明細に記録されます。家計を奥様が担っている場合などは、クレジットカードの利用明細から不倫がバレるケースがあります。そのため、クレジットカードを持っているにもかかわらず、全く使わないという場合は、少し怪しい行動であると考えられます。 

③友人を紹介してくれない 
あまり友人が居ないという人も中にはいるでしょうが、友人から既婚であることがバレる、もしくは友人から不倫関係が奥様にバレるケースは多々ありますので、友人を紹介しないというケースもあります。
普段、友人と交流があるにも関わらず、全く紹介する気配がない場合は、それらのケースを考慮すべきかもしれません。 

④在宅中に電話にでない
既婚者であれば、在宅中は奥様の目がありますからすんなりと電話応答は難しいです。こちらからの着信に気付かなかったとしても、気づいた時点で折り返すなどはあるかと思いますが、それが屋外からの折り返し、翌日の折り返し、LINE・メールでの折り返し、が続くようであれば
気にしておいた方が良いかと思います。

⑤住所を教えない
これに関しては、理由はいりませんね。
奥様と住む自宅に招くはずはありません、住所自体も教えません。(嘘の住所を教えていたケースはあります)

上記1点に当てはまったかといって必ずしも既婚者ということではないかと思いますが、複数当てはまり、また長期間に渡ってということであれば、 既婚者である可能性を考えても良いでしょう。



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ママ活トラブルにご注意’!!

  経済的に余裕のある男性に対して、金銭を受け取って一緒にいるという「パパ活」という言葉は最近定着化してきていますが、その逆の「ママ活」という言葉、ご存知でしょうか?
「ママ活」とは、その言葉のとおり経済的に余裕のある女性に対して、男性が金銭・報酬を得て一緒にいるということになります。

1.ママを見つけるには?
パパ活と違い、日常で積極的にママの方から声を掛けてくる場は少ないため、ママ活アプリやSNSで出会うケースが多い様です。
また、経済的に余裕のあるママが集まる場でのナンパなどですが、ママを見つけるまでの出費もかさみそうですね。


2.ママ活の相場  
ママ活は、1時間あたり3,000円~5,000円が相場となっています。
また、1日のデートで30,000円というように、日単位での金額ということもあるようです。
人によっては、金銭ではなく服などのプレゼントのケースもあります。
予め金額を交渉して決めるパパ活とは異なり、基本的に金額・報酬は女性側が決めることが多いようです。 


3.ママ活詐欺も横行  
「女性と一緒に過ごして、お金までもらえる。」というシチュエーションは、男性なら一度は夢見るシチュエーションかと思います。そのため、それを悪用した詐欺も流行しています。
  
①保証金詐欺  
ママ活の相手を紹介するという業者が、揉めたときに備えて保証金を請求してくるケースです。多くの場合は、1万円~3万円程度の金額を請求されているようですが、中には10万円を超えるケースもあるようです。
これらの業者に保証金を支払っても、女性が紹介されることはなく、ほとんどのケースでそのまま逃げられてしまうようです。
中には、実際に紹介するには紹介するが、実際に会ってみるとお金を受け取れるどころか、難癖をつけられ、保証金以上の賠償金名目の金銭を請求されることもあるようです。
 

②美人局  
SNS等で知り合ったママ活相手と会っていると、その女性の旦那という人が現れて慰謝料を請求されるという、昔ながらの美人局もいまだに存在しています。 美人局の被害額は、数万円~数十万円となるようです。
 

③援助交際、風俗系の詐欺  
ママ活でお金を受け取ろうと思ったはずなのに、会ってすぐ性行為に至って逆に金銭を請求されるという援助交際や風俗系の女性が行っている詐欺もあるようです。こちらは、詐欺というより同意の上というケースも多いのですが、SNSなどでの募集は「ママ活」ですので、そういう意味では詐欺に該当すると考えられます。

 女性と一緒に過ごして金銭を受け取れる、といった美味しい話には少なからず裏があります。
詐欺にひっかからないようにするためにも、少しでも怪しいと思ったお誘いには、安易に乗らないようにすることが大切かもしれません。  





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企業スパイ・産業スパイについて②

  産業スパイは、企業の内部から情報を漏洩させる必要があります。どうしても企業の内部に入り込まなければ集められない情報が多いため、産業スパイの多くは、内部犯となります。そこで今回は、内部犯による犯行を未然防止するための不正のトライアングルについてご説明します。

1.不正のトライアングルとは ?
不正のトライアングルとは、人が不正行為を行うために必要となる「動機」「機会」「正当性」の三要素のことをいいます。この不正のトライアングルである3つの要素が揃った場合に、不正が発生する、つまり、産業スパイとなって内部から情報を漏洩させることとなります。 

2.「動機」
不正を行うための動機がなければ、人はリスクを負って不正を犯すことはしません。この動機には、例えば、社内で正当に評価されていないことによる不満といった社内的に解決できるものの他、借金によるお金が必要である、といったプライベート的な内容も存在しますので、これを企業で完全にコントロールすることはできません。 

3.「機会」 
不正を行うためには、それが会社にバレないということが必須条件です。不正を行ったことが会社にバレた場合、懲戒処分がくだされることはもとより、それによって会社が被った損害の賠償責任を負う必要が生じます。そうなると、不正によって得た利益以上に、自らの損失が大きく、不正を行った「うまみ」がありません。
 
つまり、「機会」とは、不正を行っても会社にバレることがない機会のことを指します。例えば、機密情報に誰でもアクセスすることができるようになっており、情報を持ち出しても誰の仕業かわからないような環境にある場合や、退職した社員が機密情報にアクセスできるようになっている場合、不正を行う社員や元社員は、タイミングによっては、誰にもしられることなく情報を持ち出すことが可能となります。 
不正のトライアングルの中で、企業が主導的に対策を講じることができるのは、この「機会」の部分となります。 

4.「正当性」
企業スパイが情報を漏洩させる際に、その行為に対して自分が納得できる正当性が必要です。不正=悪という意識があった場合、ぎりぎりの部分で躊躇してしまいますが、不正を行うための、本人にとって正当な理由があると躊躇せずに情報を持ち出すことになります。
 
この正当性は、不正を行う社員が、自分自身の悪事に対する負の感情を少しでも緩和させることが目的となりますので、企業側で対策を打つことが難しい項目となります。 




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企業スパイ・産業スパイ

  「スパイ」と聞くと、国家間で機密情報を窃取するために暗躍する人を想像する方がほとんどではないでしょうか。しかし、スパイは国家間だけではなく、企業間での機密情報の窃取なども行います。
 
今回は、そんな企業を対象としたスパイである企業スパイ・産業スパイ(以下、まとめて企業スパイとします)について説明します。 

 1.企業スパイとは 
企業スパイとは、企業を対象に、情報を窃取する人のことを指します。企業スパイが狙う情報は、企業秘密と言われるような情報で、新商品に使われている技術はもちろんのこと、企業の財務情報などもターゲットになることがあります。
 スパイと聞くと、諜報活動に特化した専門的な人が行うことと考えがちですが、企業スパイについては、その会社に働いている人や退職した人が、企業スパイとなることが多々あります。例えば、2014年に発生したベネッセの顧客情報流出事件も、派遣社員による企業スパイ活動であったといえます。ベネッセの個人情報流出事件とは、2014年7月、ベネッセより3504万件の顧客情報が流出した事件で、当時、大きく取り上げられました。
 ベネッセの個人情報流出事件は、システム保守にかかわる部分を委託されていた会社に勤める派遣社員が、顧客のデータを取り出し、名簿業者へ販売していたという事件ですが、これも企業の秘密を外部に流出したという立派な企業スパイといえます。

2.企業スパイによる情報の窃取
企業スパイは、ベネッセのように自発的に情報を漏洩させるケースと、スパイ行為を行いたい人に依頼され、情報を漏洩させるケースが考えられます。いずれもスパイ行為を行う人の目的は金銭であることが多く、目先のお金につられて行動してしまう人によって、情報が窃取されてしまいます。いずれのケースも、企業スパイを行う人が、企業の機密情報を持っているという状況であれば、現職の従業員だけではなく、退職した従業員でも起こり得るという点に注意が必要です。
 
この予防方法としての基本的な考え方は、不正のトライアングルを発生させないという点が挙げられます。不正のトライアングルとは、人が不正行為を行うために必要となる「動機」「機会」「正当性」の三要素のことをいい、この3つが揃って初めて、人は不正を行うという考え方です。この3つの要素の1つでも阻害することができれば、企業スパイによる情報窃取は起こりにくいと考えることができます。



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浮気!!脳科学では?

  「浮気」、「不倫」の代償が高くつくのはわかっているけど、やってしまう。一般人だけでなく、その影響が大きい芸能人でも浮気や不倫の報道が頻繁に行われています。
なぜ、人は浮気や不倫を行ってしまうのか。
脳科学の視点から、見てみたいと思います。

1.先天的要因
 脳科学的に見た場合、人間は生物としてより良い遺伝子を残すために複数の異性を求めてしまう傾向にあるとのことです。他にも、確実に遺伝子を残すためや、効率的に遺伝子を残すためといった本能的な部分でも、複数の異性を求める理由となっているようです。つまり、生物の本能として複数の異性を求めてしまう部分があるということです。
 脳科学の視点から、人は先天的に浮気や不倫をしてしまうのか、という問に対しては、90%以上の脳科学者が「してしまう」と回答しています。
 
2.後天的要因
 先天的要因が本能部分での要因であるとするならば、後天的要因は理性にあたる部分での要因と考えることができます。本能で複数の異性を求めるとしても、理性で抑えるのが人間です。しかし、後天的要因によって浮気を抑えることができないことで、浮気や不倫を行ってしまうという結果につながるようで、脳科学者の意見でも、約85%が浮気をする原因として、後天的要因が関係していると回答しているようです。
 後天的な要因として人が浮気をするというのは、思春期や幼少期の環境、人間関係によるものと考えられます。幼少期や思春期に、浮気や不倫は、人を傷つけることになるということを学んだ人は浮気をしにくいという結果もあるようです。

3.男女別の浮気の心理
 男女にの違いによっても、浮気を行う心理というのは変わってきます。男女共にもっとも多くの理由は、今のパートナーよりも身体的に魅力のある相手を求めるという理由ですが、2位は男性の場合は若い女性を求めたい、3位は年上の女性を求めたいと続きますが、
女性の場合、2位は精神的に依存できる男性を求めたい、3位は自分のことを認めてくれる男性を求めるという理由となります。

 このように、男女によって理由が異なりますので、男女別に浮気をしてしまう気持ちの強さにも差があるのか聞いたところ、約半数の脳科学者が男性の方が浮気をしてしまう気持ちが強いと答えています。しかし、約40%は男女に変わりはないと答えていますので、トータルでみると、やや男性のほうがその傾向が強いと考えることができそうですね。  



ただ実際、当社に寄せられる浮気相談は、男女比はだいたい半々となっております。若干、女性相談者(浮気しているのは男性)が多いくらいでしょうか。
「女性はパートナーの浮気を気づきやすい」「男性はパートナーの浮気に気づきにくい」ということを差し引くと、世間の浮気は、男性だから女性だからというわけでは無いようです。




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