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世界の探偵のルーツ2  

   探偵という職業が日本独自の職業ではないということは以前の記事で説明いたしました。
その際、探偵のルーツとして最もよく知られているイギリスとアメリカについてご紹介し、日本では別のルーツがあるということをご紹介しています。では、イギリスやアメリカ以外の国では、探偵という職業は存在するのでしょうか。
 
今回は、イギリスやアメリカ以外の国での探偵のルーツをご紹介します。


1.小説から見るイギリス、アメリカ以外の国の探偵 
 各国で探偵という職業が受け入れられているかどうかは、その国に探偵が主人公となる代表的な小説が存在するかどうかである程度分かります。例えば、探偵のルーツとなったイギリスでは有名なシャーロック・ホームズがいますし、アメリカではエドガー・アラン・ポーが手掛けたC・オーギュスト・デュパンという探偵がいます。
では、他の国ではどうでしょうか。まず、フランスでは、有名な怪盗としてアルセーヌ・ルパンがおり、そのライバルとしてシャーロック・ホームズが登場します。そのため、探偵という存在は認知されているものと考えていいでしょう。
 他にも、ベルギーではアガサ・クリスティーが描いたエルキュール・ポアロがいます。また、ドイツにはフィリップ・カーの小説にベルンハルト・グンターという探偵が登場します。このように、探偵という職業は様々な国で認知されている存在となります。


2.世界最古の探偵事務所  
 世界最古の探偵は、1749年に「バウ街の警吏」と呼ばれ、活躍したイギリスの私服刑事だといわれていますが、世界最古の探偵事務所はフランスのフランソワ・ヴィドックが設立したといわれています。フランソワ・ヴィドックが探偵事務所を開設したのは1820年代といわれていますので、イギリスの私服刑事が探偵として活躍しだした時期と重なります。同じ時期に全く別の場所で同じような職業が発足したことを考えると、探偵はこの時期には、私的な事件を解決するためには、なくてはならない存在だったものと推測されます。


3.その他の国のルーツ
 ドイツやベルギーにも小説上では有名な探偵が存在します。しかし、それらが描かれたのはイギリスやフランスで探偵という職業が発足したのち、ある程度の時間が経過した後となっていますので、これらの国々では、個別に探偵という職業が発足したというよりは、陸続きである他国からの情報に基づいて、探偵事務所が設立されていたっと考えることができます。


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探偵が取り組む「いじめ問題」


 

 最近、「いじめを苦に自殺」という悲しいニュースを目にすることが多くなってきました。どうして、いじめに気付くことができなかったのか、どうすればいじめを防ぐことができたのか、こういったニュースを聞くと、いろいろ考えさせられることがあります。

さて、そんないじめ問題についてですが、発生件数でみた場合、決して他人事ではありません。
自分の大切なお子様が、もしいじめにあっていたなら、気付いてあげられるのは、親である「あなた」だけなのです。


1.いじめの兆候/周囲の方ができること

自分のお子様が、「いじめられている」と自分でSOSを出せるケースは、実はあまり多くありません。いじめを受けているお子様は、いじめを行っている者を恐れていますので、いじめの主犯に「告げ口するな」と言われれば、それに従ってしまいます。そのため、本人の口から聞き出すことは難しいと考えてください。
しかし、いじめを受けている兆候は、しっかり見ているとなんとなくわかるものです。例えば、必要以上に衣服が汚れている、あげたはずの金銭がなくなっている、もしくは財布の中からいつの間にかお金が無くなっている、ゲーム機やゲームソフト等、比較的高額な所持品がなくなっているという場合、表情が暗い、以前と比べ学校内での出来事に対して口が重くなったなど、さまざまな兆候があります。


日々の仕事、生活で忙しい方も多いと思いますがお子様の変化を見逃さないようにして下さい。(自ら、いじめられていると申告できるお子様はあまりおりません)しかし、救いの手を待ちわびています。


2.探偵社ができること
 
いじめは隠蔽される傾向にあります。これはニュースを見ていても明らかです。ニュースを見ている第三者が「ふつうは気付くでしょ」という状況であっても、学校側は「いじめに気付きませんでした」と平気で回答しています。そのため、いじめ問題を解決するためには、しっかりした証拠固めが必要になってきます。しっかりとした証拠を固めることで、学校側、さらには警察等の公的機関にも迅速に対応を行わせることで、いじめ問題を終息させることができます。

いじめ問題を終息させるための「証拠固め」は、探偵の出番となります。
探偵が独自の調査でいじめの実態や、被害の証拠、証人について独自の調査方法で収集いたします。これらの証拠をそろえることで、お子様を悪質ないじめから守ってあげてください。




総合探偵社KAYは、「いじめ」は被害者の心を殺す犯罪だと考えます。
状況が悪化しない内にお力になれればと思いますので「もしかしたら?」と感じましたら、ご相談のみでもかまいませんのでご連絡下さい。



総合探偵社KAY





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探偵の仕事として想像するものといえば…?

 日常で「探偵」という言葉を聞くことは、あまりないのではないでしょうか。
よく聞くとしても、「名探偵コナン」に代表されるフィクションの中での「探偵」という言葉で、実際に探偵がどんな仕事を行っているのか、詳しくご存じの方は少ないかと思います。
なので、今回は「探偵」とは、どんな仕事を行っているのかご紹介させていただきます。


1.殺人事件の調査、それって探偵の仕事?

 
皆様が「探偵の仕事」と聞いてイメージするのは、どのような内容でしょうか。「ホームズ」や「江戸川コナン」のように、警察が手を焼く難事件を、警察と協力して解決する姿をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
このように、フィクションでは、「探偵」を名乗る主人公が、警察でも手に負えない難事件をいとも簡単に解決してしまうシーンがよくありますので、それを見て、「探偵」は殺人事件を解決するために警察が依頼していると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはフィクションの中だけの話です。
 殺人事件を含め、刑事事件の捜査は警察が行うもので、探偵が行うことはありません。また、警察から探偵に、刑事事件の捜査に関する依頼が来ることもありません。



2.探偵にできる仕事は?
 
世の中で起こるトラブルを2つに分けた場合、1つは殺人事件や窃盗といった刑法にかかる刑事事件があります。これは、警察の担当となりますので、探偵が捜査を行うことはありません。
では、もう1つの人間関係のトラブルといった民事事件についてはどうでしょうか。基本的に、警察は民事不介入ですから、民事事件を警察が捜査することはありません(悪質なストーカー行為等を除く)。

 
そのため、探偵が行う仕事は民事に関係する「調査」ということになります。
例えば、夫婦間という人間関係の問題を解決するための「浮気の調査」や、結婚相手という人間関係の素行を調べる「素行調査」、お金を貸したが逃げられてしまった等、連絡を取りたい人を探す「所在調査」、最近では、子供が「いじめ」にあっていないかなどの調査や、「ストーカー関連」の調査も増えてきております。



基本的には、警察や弁護士その他に依頼しても対応してもらうことができないような「悩み・トラブル」を解決へ導くことが「探偵」の仕事となっております。



この先、今まで以上に身近な頼もしい存在となるべく、クリーンなイメージの定着と探偵技術の向上を図っていきたいと思います。

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探偵が思う「不倫のいろは」

※このブログは決して不倫を推奨する目的ではありません。


昔は、結婚している男女が異性と出会い恋愛関係に発展する機会は今ほど溢れてはおりませんでした。
今では女性の社会進出も当たり前となり、携帯電話やネットの普及、SNSの充実により、自宅にいながらにして簡単に異性と出会え、簡単に仲を育むことが可能な環境下にあります。(逆に、不倫発覚も早いですが。。。)

わが社に寄せられる相談にも、20代から80代の方まで年齢問わず「浮気・不倫」に関するご相談が一番多いのが現状です。
これはこの先も変わることはないでしょう。


前述のように日々情報ツールが進化し続ける現代は「不倫最盛期」迎えたといっても過言ではありません。

立場のある議員さんや人気商売の著名人の方々、発覚してしまえば大打撃となることなど百も承知のはず。しかし、やってはいけないとわかっていても減ることは無い「不倫問題」、

このような状況下、
数々の不倫問題に携わってきた探偵が考える最低限のルールを考えてみました。


最低限のルール
当たり前ですが、、、
「お互いが相手に本気にならない。」ことです。


これが徹底できるのであれば、推奨できませんが、不倫向きです。

※この場合、あなただけが本気にならないのではなく、相手もあなたに対して本気にならないようにできるかどうかも含まれています。


中には、本気で好きだから不倫になるのでは?という方がいらっしゃるかもしれませんが、そのような方は、今の配偶者ときちんと別れてからお付き合いすれば良いのです。
それができないから不倫という形をとるんだいう身勝手な考えの方は不倫に向いていません。



家庭のある男女の恋愛に於いて、「相手に本気にならない」は最低限のルールと考えますが、それをお互いが守り続けていくことはなかなか大変なことです。最初はバランスが取れていたものが、時間が経つにつれどちらかの感情が高まっていくことでバランスが崩れ周囲に発覚、周りの人を傷つけ、最悪の事態に進んでいきます。



当たり前の事なのですが、実行するのが難しいのが「お互いが相手に本気にならない」、

言葉を替えれば「相手に本気にならない、ならせない」です。



不倫の道へ足を踏み入れそうな方、興味のある方、
まずは、これができるのかどうかを今一度考えてみてはどうでしょうか?



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世界の探偵のルーツ

 探偵という職業は、日本独自の職業ではなく、世界各国に存在する職業となっています。かの有名な名探偵ホームズも、日本のキャラクターではなく、イギリスのキャラクターであることを考えると、分かりやすいかと思います。
しかし、世界各国で探偵という職業が同じ条件、同じ環境で仕事をしているかといわれると、そうではありません。
 まず、ここでは世界各国の探偵のルーツについてご紹介してみましょう。


1.イギリスのルーツ
 
イギリスでは、1749年に「バウ街の警吏」と呼ばれるイギリス私服刑事が活躍していました。このイギリス私服刑事が、1800年代に私立探偵となったのが探偵の始まりといわれています。この、イギリス私服刑事は、私的な事件の解決を行っていました。つまり、シャーロックホームズの時代(1800年代後半)から現在に至るまでの、フィクションの中にある、殺人事件に介入する探偵というイメージは、ここから発祥しているとも言えます。
 さらに、1830年ごろになると、イギリス国内に興信所ができることとなり、1889年ごろに現在と同様の「探偵」という職業が生まれることとなりました。




2.アメリカのルーツ
 
アメリカでは、イギリスよりも少し遅れて1841年ごろに興信所ができます。かのリンカーン大統領もダン&ブラッドストリート社という興信所で働いていたことは有名です。その後、リンカーン大統領の暗殺計画を未然に防止したピンカートン氏が1850年ごろにシカゴ私立探偵社し、現在と同様の「探偵」という職業が生まれたといわれています。



3.日本のルーツ
 
日本の探偵のルーツを探ると、「忍び」にまで遡ることとなります。戦国時代やその後の徳川幕府において、各国もしくは各藩の情報を集めるのに「忍び」は欠かせない存在でした。つまり、現代にいたる「素行調査」の規模を大きくしたものが「忍び」であると言えます。徳川幕府では、現在の探偵業法に相当する「出入探題法」も制定されていたようです。
 実際に日本で「探偵」という言葉が使用され始めたのは明治維新の後で、こちらも最初は明治政府のための情報収集や問題処理が主な仕事となっていました。つまり、日本で「探偵」といえば、最初は公的な存在であったのです。それと区別するために、民間の探偵を「私立探偵」と呼び始めたのが、現在の探偵のルーツといわれています。





現在も未来も、人が存在する限りトラブルは無くなることは無いでしょう。
解決の手段が無くなったとき、諦めかけた時、
解決のための最後の砦としての「探偵」
という概念はこれからも形は変わっても存在し続けていくはずです。



我々「総合探偵社KAY」は、
ご相談者様にとって頼れる存在でいつづけることが使命だと感じ、これからも日々精進していきますので、どうか応援よろしくお願い致します。



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